日本のみならずヨーロッパでも絶大な人気を誇る漫画家、筒井哲也のコミックを実写化した『ノイズ』(2022年公開)。藤原竜也松山ケンイチがW主演する同作に神木隆之介が出演することがわかった。

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本作は、過疎化に苦しむ孤島に現れた1人の凶悪犯を巡る予測不能なサスペンスエンターテインメント。藤原が島の再興が期待される“黒イチジク”を生産する青年の泉圭太、松山が漁師の田辺純、そして神木が新米警察官の守屋真一郎を演じ、1滴の悪意の“ノイズ”が徐々に島を飲み込んでいく様子を描く。藤原と神木は7年振りの共演、松山と神木は本作が初共演となる。

絶海にぽつりと浮かぶ猪狩島。時代に取り残されながらも希望の兆しが見えていた島の平和な日常が、ある男の出現によって一変する。幼なじみの圭太、純、真一郎の3人は小御坂睦雄の不審な言動に違和感を覚え追い詰めていくが、その日の夕方、圭太の娘の失踪を機に誤って小御坂を殺してしまう。島の未来、そして家族の未来を守るため3人は殺人の隠蔽を決意するが、小御坂が元受刑者のサイコキラーであることが発覚する。

神木は「藤原竜也さん、松山ケンイチさんが出演されると聞き、さらに、企画と脚本にも魅力を感じ、何が何でもこの作品に参加したい!と、思いました」とコメント。さらに「駐在所の警察官としての正義を持ちながらも、事件に巻き込まれていった真一郎を、少し情けないように演じるよう心掛けた」と、役への向き合い方を語っている。

県警が島へと大挙して押し寄せるなか、圭太、純、真一郎は最後まで死体を隠しきれるのか?衝撃の結末とは?日本を代表する若手実力派俳優たちの演技合戦が楽しみだ。

<キャスト・スタッフコメント>

神木隆之介(守屋真一郎役)

「藤原さん、松山さん。憧れのお二人の近くで一緒に素敵な時間を過ごすことができて本当に幸せでした。お二人が出られていた作品のファンだったので嬉しかったです。そして、廣木組に参加出来たことも貴重な経験となりました。感謝しかありません。この『ノイズ』という作品は、今までにない緊張感が味わえる究極の新感覚サスペンスです。ぜひ、映画館で目撃者になってください」

●北島直明(企画・プロデューサー)

「藤原さん、松山さんと共に“殺人を無かったことにする”為に死体を隠蔽する共犯者、しかも、警察官なのに“嘘をつく”という難しい役をどなたに演じて頂くか、相当悩みました。お二人のエネルギーを受け止め、負けないパワーを持っている役者…そこで思い至ったのが、これまで、実写・アニメ問わず、ありとあらゆる難役を演じて来られた神木隆之介さんです。実際にこのお三方の芝居合戦は、上質な舞台のようであり、殴り合いのバトルロワイアルのようであり…。ほぼ全てのシーンが1テイクOKだったと思います。そして、映画後半にある4分以上の長回し1カットの神木さんの一人芝居…息が止まり、涙が出ます…“衝撃”です。神木隆之介さん、すごい役者です。この役を引き受けて下さり、本当に良かったと監督・スタッフ一同、感謝しています」

文/足立美由紀

神木隆之介が警察官でありながら“殺しの共犯”役を熱演!?/[c] 筒井哲也/集英社 [c] 2022映画「ノイズ」製作委員会