コロナ禍のもと開催されている東京オリンピック。開会前には韓国選手団が政治的な主張と見られる横断幕を選手村で掲げるというトラブルが発生した。また、韓国選手団が福島県産の食材に懸念を示すなど、日韓関係の冷え込みを象徴するような軋轢が続いたが、中国人は日本と韓国との間で続くトラブルをどう見ているのだろうか。

 中国メディアの網易は22日、中国は「日本と韓国のどちらの肩も持つべきではない」と主張し、その理由を説明する記事を掲載した。

 この中国人は、東京五輪に関連して、日本と韓国が衝突している内容を一部紹介した。韓国選手団が反日とも取れる内容の横断幕を掲げて日本の反発を買い、撤去したかと思えば今度は競技場内の旭日旗応援に異義を申し立て、「虎」の絵が描かれた垂れ幕を出すなど懲りる様子がないと伝えた。

 記事の中国人筆者としては、韓国が日本に嫌な思いをさせたいなら、最初の横断幕で十分目的を果たしたはずなので、それ以上の行動はやりすぎだと感じているそうだ。結局、文在寅ムン・ジェイン大統領東京五輪開会式への出席がキャンセルになる事態に発展し、「韓国の肩は持つべきではない」としている。
 
 かといって、日本の肩を持つべきでもないと強調。日本大使館公使による不適切発言や旭日旗問題など、日本にも非がないわけではないからだと強調。日本や韓国のどちらかの肩を持つということは、その行動を支持することを意味するとし、2022年に開催が予定されている北京冬季五輪で同じような行動が起きる可能性を容認してしまうことになりかねないとし、「五輪は世界最大のスポーツの祭典であり、各国の選手が政治的意図を示すイベントではなく、そのようなイベントならば開催しない方がマシだ」と強調した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

五輪を舞台にした日韓の軋轢、「どちらの肩も持つべきじゃない」=中国