WB GamesとNetherRealmは、格闘ゲームMortal Kombat 11』(モータルコンバット11)の販売本数が1200万本を突破したと発表した。VG247など、海外メディア向けに送付したプレスリリースにて明らかにしている。

 またあわせて、シリーズ累計では7300万以上のゲームが販売されたことを発表している。

(画像はTwitterより)

 ゲームモータルコンバットは、1992年にリリースされた対戦型格闘ゲーム。相手にとどめを刺す残虐描写「フェイタリティを特徴としており、アメリカではその過激な内容から人気を誇っている。

 シリーズ最新作『モータルコンバット11』は、海外向けに2019年に発売。対応プラットフォームはPS4PS5Xbox OneXbox Series X/SNintendo Switch、PC、Stadiaとなる。

 新しいストーリーと新システムが搭載され、カラー、装備品などキャラクターのコスチュームがカスタマイズ可能となっている。DLCではゲストキャラクターとしてターミネーターT-800、バットマンジョーカースポーンスポーンロボコップロボコップランボー』のジョン・ランボーが参戦している。

 実写映画モータルコンバットも公開されヒットを記録するなど、再び『モータルコンバット』シリーズが活況づいているといえるだろう。残念ながら、最新作を含めて多くのシリーズが日本未発売だが、第1作をはじめ、かつては何作か日本版で展開したことがある。

 日本では実写映画『モータルコンバット』は公開済みだが、次は長編アニメーション映画『Mortal Kombat Legends: Battle of the Realms』が控えており、こちらは日本での公開は未定だ。ゲーム、アニメとも続報に期待したい。

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ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter: @fukuyaman