チェルシーが元イングランド代表GKマーカス・ベッティネッリ(29)を獲得するようだ。

イギリススカイ・スポーツ』によると、ベッティネッリは27日にロンドンメディカルチェックを受け、2年契約を結ぶ見込み。昨季まで過ごしたフルアムとは契約切れのため、フリートランスファーでのチェルシー入りとなる。

チェルシーでは第3GKの元アルゼンチン代表GKウィリー・カバジェロが昨季限りで退団。ベッティネッリはセネガル代表GKエドゥアール・メンディ、スペイン代表GKケパ・アリサバラガに次ぐGKとしての加入になるものとみられる。

ベッティネッリはフルアムの下部組織出身で、2010年7月にプロ契約を結ぶと、ダートフォードやアクリントンへの武者修行を経て、2014-15シーズンにフルアム復帰。昨季はチャンピオンシップ(イングランド2部)のミドルズブラにレンタル移籍した。

その昨季はチャンピオンシップ41試合でゴールマウスを守り、45失点、13度の無失点をマーク。1シーズンを通じて、正守護神としてフル稼働したが、ミドルズブラとレンタル満了となり、保有元のフルアムとも契約切れで退団した。

なお、ベッティネッリは出場歴こそないものの、2018年9月にイングランド代表から初招集。UEFAネーションズリーグの3試合を含む計3試合でベンチ入りした経験を持つ。

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