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昨年9月に女性問題が報じられ“ブランク”を経ての五輪出場となった競泳・瀬戸大也選手(27)。7月24日に行われた400m個人メドレーの予選では、全体9位で決勝進出を逃した。

レース後、メディアの取材に「もう1回泳ぎたい。やっちゃった」「自分でもちょっと信じられない」と落胆した様子を見せていた瀬戸選手。

大会直前には日刊スポーツの取材に、400m個人メドレー金メダルを獲得する確率を「99%」と回答。「金メダルは絶対に取る。金メダルよりも出したいタイムがある」と意気込んでいたが、儚くも金メダルへの挑戦は終わった。

思い描いていた結果を出せない焦りなのか、瀬戸選手のインタビューでの“放言”が物議を醸している。

26日、200mバタフライの予選で準決勝進出を決めた瀬戸選手。各メディアによるとレース後、「余力を持って予選を泳ぐのが自分の戦い方。ネットでいろいろなことを言われてむかつきますけど、パワーに変えたい」と語ったというのだ。

「次レースへの意気込みだったのでしょうが、コメントの軽さや内容が応援する人々を落胆させているようです。瀬戸選手は女性問題を起こしたことでANAから契約解除され、2カ月半の活動停止処分に。一時は出場すら危ぶまれていましたが、そういった“ブランク”を作ったのは瀬戸選手本人です。

同じく予選落ちとなった体操の内村航平選手(32)は、代表の座を争った相手に『謝罪したい』とまで語っていました。しかし瀬戸選手の言葉からは、そういった謙虚さは感じられませんでした。結果の良し悪し以前に、公の場で『むかつく』といった言葉選びは相応しくないのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)

■「ガッカリ」「応援してたのに…」の声も

復帰に際して今年1月、マネジメント会社の公式サイトを通じて「いかに自分が恵まれた環境にいて、身勝手な考えをしていたかを痛感しました。このような状況でも支えてくれた家族、そして温かく声をかけてくださる方々に感謝を申し上げます」とコメントしていた瀬戸選手。

念願だった五輪の大舞台で、“逆ギレ”かのような発言をしたことに残念がる声が広がっている。

瀬戸大也を見てると人として応援したくなるような人がアスリートであって欲しいなと思う。せっかくの大舞台で同じ日本人なのに応援したくなくなる発言とか行動が多くて残念》
《この人って凄い才能と実力の持ち主だと思うし、凄く努力もしているんだろうけど いっつも発言が浅くてダサい。せっかくの実力を自分の発言で下げてるの気付いてほしい。もういい歳なんだから。内村航平選手の謙虚さと気遣いを見習ったら良いと思う》
《応援してたのに…こんな発言するなんてガッカリだな。確かにアンチの言葉はひどくて腹立つかもしれないが、言うならオリンピック終わってからでよかったのでは?》

27日に行われた200mバタフライの準決勝でも、決勝進出を逃してしまった瀬戸選手。ラスト1種目の200m個人メドレーでは挽回できるだろうか――。