24日、明治安田生命J1リーグ第3節のガンバ大阪vs大分トリニータパナソニックスタジアム吹田で行われ、2-1でG大阪が勝利を収めた。

G大阪ホーム鹿島アントラーズを迎えた前節、0-1で惜敗。試合の消化数が少ないとはいえ、降格圏を脱出できない状況が続いている。ケガ人を抱える中での連戦だが、残留に向けてホーム3連敗は避けたいところ。

同じく降格圏に沈む大分は、前節の浦和レッズ戦から17日ぶりとなる実戦。今節から新戦力の呉屋と古巣復帰となる梅崎が起用可能となり、早速ベンチに入った。余裕のある日程と層が厚くなった攻撃陣を活かして、連勝を目指したい。

[5-4-1]の守備ブロックを組んでショートパスでのビルドアップを警戒する大分に対して、G大阪は中盤から一気にロングボールで押し込んでいく。一美やパトリックタイミングよく裏に抜け出し、起点を作っていく。27分にはパトリック、30分にはウェリントン・シウバがペナルティエリア内でクロスに合わせるが、どちらもゴールには結びつかなかった。

一方の大分は、カウンターに活路を見出す。192cmの長沢にロングボールを送り、セカンドボールシャドーやボランチの選手が拾って二次攻撃につなげる。前半途中からはボールを持つ時間が増え、右サイドを中心に攻撃を展開。ウィングバックの井上、前節ゴールを決めた町田、1トップの長沢のコンビネーションG大阪の守備陣をかく乱していく。

すると40分、右サイドボールを受けた町田がクロスを上げると、マークを外した長沢がペナルティエリア中央でヘディングで合わせる。しかし、ボールは枠の上に飛んでいき先制点とはならず、ゴールレスドローで試合は後半へ。

後半に入って10分と経たないうちにG大阪に決定機。左サイドからのクロスに途中出場の高尾、右サイドからのクロスパトリックが頭で合わせるも、どちらもGKポープに阻まれてしまう。

その後もG大阪優位の時間が続いたが、先制したのは大分だった。60分、野村の蹴ったCKのこぼれ球にエンリケが反応し、思い切り右足を振り抜いてGK東口の牙城を崩した。

試合が動いてからはG大阪ボールを握る時間が続く。宇佐美と矢島と倉田を同時投入や、パトリックとレアンドロ・ペレイラの強力2トップを並べ、攻撃的な布陣で点を取りに行った。

その後も相手陣地に押し込むものの、なかなかゴールが遠いG大阪だったが84分に追いつく。矢島のミドルシュートブロックされ、そのこぼれ球をレアンドロ・ペレイラがダイレクトシュート。ペナルティエリアの外から強烈な一撃を突き刺し、試合を振り出しに戻した。

アディショナルタイムに入りこのまま試合終了かと思われたが、94分に劇的な結末が待っていた。G大阪が後方からロングボールパトリックに送ると、そのこぼれ球は宇佐美の元へ。途中出場の39番が冷静にゴール右に決めてスコアをひっくり返した。

試合はそのまま終了し、G大阪が3試合ぶりの勝利。暫定順位で降格圏から脱出することに成功している。

ガンバ大阪 2-1 大分トリニータ
G大阪
レアンドロ・ペレイラ(後39)
宇佐美貴史(後49)
【大分】
エンリケ・トレヴィザン(後15)