今回紹介するのは、うぷあざ棟梁・工作本販売中!さんが投稿した『ゴム・ギア自動車を作ってみた 【40年前の工作図鑑に再挑戦!】』という動画です。

投稿者メッセージ動画説明文より)

少年時代に何回作っても完成しなかった作品を、今の技術で完成させました。一山超えたというか、何かやり遂げた感があります。


 平等院鳳凰堂などいつも見事なダンボール工作を見せてくれるうぷあざ棟梁さんが、少年時代に作ることができなかった工作にチャレンジしました。小学生向けの本に掲載されていたものですが、一般的な大人でも完成させられなさそうな難易度です。

 1981年に発行された『小学館の学習百科図鑑 理科工作 動くおもちゃ』に掲載されている“ゴム・ギア自動車”は、どうしても完成させられなかったと言います。この時代の工作図鑑は、「材料と完成品は見せるが、過程は考えろ」というノリで、現在の工作本とは比にならないほど難しいものでした。

 本には型紙がなく、寸法もほとんど書かれていません。歯車だけは制作方法が掲載されているので、参考にして加工します。ただし、正確な形は図鑑からはわかりません。図鑑の絵はアングルによって大きさや形が異なっています。

 画用紙に作図し型紙を作り、イラストボードに転写し、切断します。

 切り出した歯車と型紙をかみ合わせて、伝達具合を確認します。

 目処が立ったので、2個目の歯車を制作。スムーズに回転するように、微調整を行います。

 歯車を回転させる軸を作ります。動力源となるゴムは1往復では弱かったので、2往復にしました。

 ゴムが垂れ下がるとシャーシに干渉してしまうため、追加工を行います。図鑑に寸法が載っていないため、こういった微調整が多発します。

 駆動側の歯車を固定し、軸受けとなるストローを刺し、車軸の位置を決めます。歯車を回転させながらいちばんよい場所を探します。

 そして、ここで問題が発覚します。直角にかみ合わせた歯車が、うまくかみ合いません。

 図鑑をもう一度見ると、直交している軸の高さが、微妙に合っていないことが判明しました。車軸の高さをかさ上げする必要がありそうです。

 スペーサーをつくり、調整します。

 クランクを回すとゴムが伸び、その動力でタイヤが回るようになりました。

 前輪を取り付け、ボディを作って、完成です。

 二十余年の歳月をかけ、ついに憧れの自動車模型が完成をみました。これにはものすごい達成感があったことでしょう。うぷあざ棟梁さんは「小学館さん、神本をありがとうございました」と感謝を伝えるとともに、「小学生には難しすぎる」と本音を吐露しています。

視聴者コメント

たまんねぇな
素直にすげえw
うん、これその辺の大人でも作るのむずいだろ
歯車の切り出し、高さの調整むずかしいなw
これ助け求められてもお父さん困るレベルよね

文/高橋ホイコ

▼動画はこちらから視聴できます

ゴム・ギア自動車を作ってみた 【40年前の工作図鑑に再挑戦!】

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