中国のポータルサイト・網易に26日、東京五輪で使用される金メダルの「金の含有量」について紹介する記事が掲載された。
 
 記事は、東京五輪の各種目で優勝した選手に贈られる金メダルについて、重さ556グラム、直径85ミリ、中心部分の厚さが12.1ミリとなっており、見た目に非常に美しいデザインをしていると紹介する一方で、実際に使われている純金はわずか6グラムであると伝えた。
 
 そして、「金メダル」に使われる純金がごくわずかな理由としてコストの問題があるとし、東京五輪で必要な372枚の金メダルをすべて純金で制作した場合、全部で206キロほどの純金が必要となり、現在の相場で計算するとおよそ7800万元(約13億3000万円)と金メダルを作るだけで戦闘機なみのコストがかかってしまうのだと説明した。
 
 また、4年に1度の夏季五輪で毎回200キロあまりの純金を使用すれば、金市場の流通性に多少なりとも影響を及ぼしてしまう可能性があるとも指摘。そこで国際五輪委員会が以前より「金メダルは、純度92.2〜100%の純銀に6グラム以上の金張り、または金メッキを施す」との規定を設けているのだと伝えている。
 
 その上で、2008年北京五輪の際も白銀に6グラムの純金をコーティングし、崑崙玉を嵌め込んだ重さ約390グラムの金メダルが用いられたと紹介した。
 
 記事は、金メダルの含有量が6グラムというのは決して「日本のお金がなかったから」ではなく、国際的なルールに則った結果なのだと伝えるとともに「そもそも、五輪の目的はスポーツ精神の発揚であり、物質的な追求を目的としたものではないのである」との見解を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

東京五輪の金メダル、金の含有量は少ない?=中国メディア