Games Incubatorは、レスキュー・シミュレーター『Rescue Operations Simulator』を発表した。プラットフォームはPC(Steam)。発売日は不明。あわせてトレーラーを公開している。

 『Rescue Operations Simulator』は、USARUrban Search and Rescue)隊のリーダーとなり、チームとともに緊急の事故現場災害現場に赴き、人々を救出していく一人称視点のレスキュー・シミュレーターだ。

 まず事件が発生すると、現場のどの場所から救助活動をするのかを選択。またシャベルバール、ドローン、レスキューロボット、さらには重機から特殊なセンサーなど、何を所持するのかを選ぶ必要がある。どのような道具が有効なのかを、限られた現場の情報から見極めよう。

 現場ではチームと忠実な救助犬とともに、救助活動をするが、ときには難しい選択をしたりすることもあるだろう。また重機をどのように使うかなど、絶えず変化する環境にも対応する必要がある。

(画像はSteam:Rescue Operations Simulatorより)
(画像はSteam:Rescue Operations Simulatorより)
(画像はSteam:Rescue Operations Simulatorより)
(画像はSteam:Rescue Operations Simulatorより)

 救助活動が評価されたら、政府、企業、民間の人々などから寄付が入ることがある。救助活動センターやチームの装備を整えて、将来の災害に備えよう。

 ミッションにはランダム要素があり、危険物や犠牲者、環境の一部が変化するとのこと。臨機応変に対応する必要がある。

 公開されたトレーラーでは都市の中で謎の大爆発が発生。車に取り残された人を救助して、ヘリコプターで輸送する様子が描かれている。『Rescue Operations Simulator』の発売日などは不明。気になった人はウィッシュリストに登録してみてはいかがだろうか。

Steam『Rescue Operations Simulator』はこちら
ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter: @fukuyaman