image:秒刊SUNDAY

今やネットで注文する際に「Amazon」は欠かせませんよね。自宅に居ながら注文できるし、しかも迅速に届けてくれる。あまりに、素晴らしすぎるサービスです。欲を言えば、配達時間が読みづらい点がありますが、それは宅配業者の問題ですので、我慢!そんなAmazonですが、気になる点が一つだけあります。それは、ちょっと梱包が過剰すぎない?ということです。

Amazonの梱包過剰すぎない!?

Amazonから商品が到着するたび「箱がやたらデカい!」と思っちゃうのは毎度のこと。

察するに、箱がデカいのは、破損等過剰に神経質な日本人客への対策かな…とおもいきや、実は海外でも同様に問題となっております。

イングランドの、ノーサンバーランド地方に住むマークリード(55歳)。Amazonで肉串のセットとビタミンD3ピルを注文。

ビタミン剤と串ぐらいならば、それほど大きな箱になるとは思えないが…いざ商品が到着して、驚愕。

https://platform.twitter.com/widgets.js

なんとダンボール箱のサイズは「テレビが入っているんじゃないか」と思えるほど大きかったようです。あまりに巨大すぎて、商品が間違って届いたと勘違いするほどだったとか。

マークはダンボール等廃棄物の量に失望。Amazonはもっとうまくやるべきだとぼやいているという。

箱デカすぎ問題は以前から話題

https://platform.twitter.com/widgets.js

箱デカすぎ問題と言えば以前、SDカードや果物が、過剰に大きなダンボール箱に梱包されてきたという写真が話題となっておりました。

しかしなぜ、過剰に大きなダンボール箱に入れられるのでしょうか。

ネットでは「破損を防ぐため」「盗難を防止するため」「運送の効率を上げるため」などの説が唱えられているようですが、実はもっと別の意味があることがわかりました。

実は、過剰梱包には、こんな理由があった

本件に関して、海外メディア「デイリー・ミラー」が、Amazon広報へ取材をし、明らかになっております。

Amazonの広報担当いわく…

「Amazonでは、開封しやすく、100%リサイクル可能なパッケージ(Amazonフラストレーション・フリー・パッケージ ※1)を推進しております。」

「また、硬いプラスチック製の「クラムシェル」ケースや、おもちゃのパッケージによく使われているプラスチックでコーティングされた結束バンドなども排除するようにしています。」

「これらの取り組みは、時を経て120万以上の製品を対象とし、2015年だけで36,000トン以上の余剰包装を削減しました」。

※1 Amazonフラストレーション・フリー・パッケージは、リサイクル可能で、無駄な包装材を省いた包装方法です。包装された商品の中身に変わりはありません。フラストレーション・フリー・パッケージの中身は、元のメーカーの包装の中身と同じです。

引用:Amazon(フラストレーション・フリー・パッケージ)

なるほど、本来ならばコンパクトなプラスチックケースで送ることも可能だが、リサイクルを考慮し、ダンボール・紙などを使っている。

そのため、紙などのクッション材が大量に必要となり、少々ダンボール箱が大きくなってしまっているようですね。

そして、確かに小さい箱よりも、大きな箱のほうがパカッ!と開けやすい。

デカい箱の理由はそのような思惑があったわけですね。

思い返せば、開けやすい箱で、不要になったダンボール箱は「リサイクルステーション」に持っていくのが日課となっております。

ということで、Amazonのダンボール箱が届いて邪魔だなと思っている方、積極的にリサイクルステーションに持って環境に貢献しましょう。

Source:デイリー・ミラー / Amazon環境への取り組み



画像が見られない場合はこちら
Amazonの梱包が、あまりに過剰すぎると話題に、その真相が判明