リールがベンフィカに所属するギリシャ代表GKオディセアス・ヴラチョディモス(27)の獲得に向けて交渉を進めているようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が報じている。

昨シーズンのリーグ・アン王者のリールは、今夏の移籍市場で守護神を務めていたフランス代表GKマイク・メニャン(26)がミランに引き抜かれた。

その後釜探しに奔走するクラブは先日にパリ・サンジェルマン(PSG)の元スペイン代表GKセルヒオ・リコ(27)の獲得に動いていたものの、交渉は破談に終わっていた。

そのため、現在はベンフィカの守護神の獲得に動いているようだ。

ドイツ生まれのヴラチョディモスはシュツットガルトでプロデビュー。その後、自身のルーツがあるギリシャの名門クラブであるパナシナイコスに完全移籍。同クラブで台頭を見せると、2018年にベンフィカに加入した。

以降、アトレティコ・マドリーGKヤン・オブラク、マンチェスター・シティGKエデルソンと、ここ数年多くの名手を輩出しているポルトガルの名門の新守護神として高い評価を集めていた。

ただ、昨シーズンの後半戦はブラジル人GKエウトン・レイチとのポジション争いに敗れ、2番手に序列を下げている。

サムネイル画像