日本経済新聞社は8月3日(火)19時から、連載企画「第4の革命 カーボンゼロ」のオンラインイベントを開催します。2回目となる今回は「次世代電池の本命は」がテーマです。カーボンゼロ取材班と電池・エネルギーの専門家が徹底討論します。日経電子版のオンラインサイト「NIKKEI LIVE」からお届けします。


LIVE「第4の革命 カーボンゼロ」は前回開催した「CO2『46%減』 企業生き残りの処方箋」に続く第二弾です。今回焦点を当てるのは、2050年の脱炭素達成に欠かせない、電気をため込む蓄電池です。

今回もさまざまなゲストをお招きします。次世代車載電池の有力候補とされる全固体電池を研究する産業技術総合研究所の小林弘典氏、車と電池のプロで「電池の覇者」を著した佐藤登氏、リチウムイオン電池の世界大手、中国CATL日本法人前社長の多田直純ZFジャパン社長、世界の電池・エネルギー事情に詳しいアリ・イザディ・ブルームバーグNEFアジア太平洋地域リサーチ・ヘッド。自動車向けを中心にした次世代電池の開発の行方や課題について議論します。

プログラム
  1. 車載電池を巡る競争の現状は
  2. 全固体電池は次世代の本命か
  3. 電池ニッポン、復権は

イベント概要
出演者
小林 弘典 産業技術総合研究所 エネルギー・環境領域電池技術研究部門 総括主幹
1996年神戸大学大学院博士課程修了後、大阪工業技術研究所(現・産業技術総合研究所)に入所。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)への出向を経て、2010年産業技術総合研究所ユビキタスエネルギー研究部門主任研究員、15年から産総研電池技術研究部門総括研究主幹。全固体電池開発の第一人者。

佐藤 登 名古屋大学未来社会創造機構 客員教授 エスペック上席顧問
1978年横浜国立大学大学院工学研究科電気化学専攻修士課程修了後、本田技研工業に入社。自動車車体の腐食防食技術の開発に従事。88年東京大学工学博士号取得。90年に本田技術研究所の基礎研究部門へ異動。車載用電池研究開発部門を築く。2004年から12年12月まで、韓国サムスングループのサムスンSDI常務。1999年からこれまでに8回、Who'sWho「世界人名事典」に掲載される。

多田 直純 ZFジャパン代表取締役社長
1986年大阪工業大学応用化学科卒。ボッシュ、中国CATL日本法人社長など自動車部品や電池業界などの要職を歴任し、2019年からZFジャパン社長。京都府出身。

アリ・イザディ ブルームバーグNEF アジア太平洋地域リサーチ・ヘッド
ソウルを拠点にBloombergNEFリサーチチームでアジア太平洋(APAC) 地域全体を統括するアナリスト。APACの地域経済が「クリーンで競争力ある未来」へ移行する場合の機会とリスクを研究。2010年BNEF入社以前は産業技術総合研究所および燃料電池メーカーのBallard Power Systemsに勤務。 名城大学で材料工学博士号、ブリティッシュコロンビア大学で電気工学修士、工学物理学学士号取得。

加藤 宏志 日本経済新聞サイエンスエディター
ITや防災、環境、科学技術政策、宇宙開発などを担当。サイエンス関連コンテンツを10年にわたり編集、2021年から現職。

佐藤 美樹 フリーアナウンサー
大学卒業後、NHK前橋放送局へ入局。キャスター、リポーターとして経験を積み、2014年からフリーアナウンサーに。報道、情報、スポーツなど幅広い分野の番組に出演しながら、ラジオニュースのアナウンサーとしても活動。BSテレビ東京「日経モーニング+FT」のサブキャスターも務める。趣味は、筋トレプロレス観戦、ラーメン店巡り。


配信元企業:株式会社 日本経済新聞

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