総合人材情報サービスの株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)は、2021年6月に総合求人サイト『イーアイデム』を通じて求人に応募した会員を対象に仕事探しに関する調査を実施しましたので、結果を一部抜粋してお知らせします。

  • 調査結果
新型コロナウイルス感染症の影響】
新型コロナウイルス感染症の影響で仕事を探している人は41.8%で、減少傾向が続く

新型コロナウイルス感染症拡大前後で仕事を選ぶ際の条件等は変わったか】
「何らかの条件を変更した」37.2%、「条件・待遇は特に変えていない」62.8%

【勤務時は適切ではないと思う身だしなみ】
「肌の露出の多い服装」が62.2%で最多

【働くうえで気を付けている・心がけている身だしなみ】
「爪」44.0%、「服装」41.8%、「髪型」「におい」40.9%
  • 調査概要
調査対象:総合求人サイト『イーアイデム』の会員で、2021年6月1日6月30日の期間に『イーアイデム』から求人に応募した人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年6月2日7月5日
有効回答:325名 ※調査結果は四捨五入のために合計が100%にならない場合があります

※ 本ニュースリリースは調査全文の一部を抜粋しているため、調査全文をご希望の際は、
下記広報担当へお問い合わせいただくか、下記のウェブサイトからダウンロードしてください。
https://apj.aidem.co.jp/enquete/
  • 調査結果の詳細
【回答者プロフィール】
新型コロナウイルス感染症の影響】
新型コロナウイルス感染症の影響で仕事を探している人は41.8%

求人に応募した人に、今回仕事探しをしている理由に「新型コロナウイルス感染症の影響」は関連しているかきいた。
全体で41.8%が「はい」と回答し、約4割の回答者が新型コロナウイルス感染症の影響を受けて仕事探しをしていたことがわかった。2020年4月以降徐々に割合は減少してきているが、40%を切ったのは21年4月調査時だけだ。
希望雇用形態別に影響の有無をみると、「派遣社員」では約6割となり、全体数値と比べ20pt程度高かった。「パートまたはアルバイト」では37.8%となり、希望雇用形態別では最も低い結果となった。

新型コロナウイルス感染症拡大前後で仕事を選ぶ際の条件等は変わったか】
「何らかの条件を変更した」37.2%、「条件・待遇は特に変えていない」62.8%

求人に応募した人に、新型コロナウイルス感染症拡大の前後で仕事を選ぶ際の条件等は変わったかきいた。全体では「何らかの条件を変更した」37.2%、「条件・待遇は特に変えていない」62.8%となり、コロナ禍においても仕事探しの軸を変えない人が6割超となった。
「何らかの条件を変更した」人の状況を見ると、最も多かったのは「活動量を変えた」で15.7%、次いで「希望する雇用形態を変えた」が9.2%、「希望する仕事内容・職種を変えた」と「勤務環境の条件を変えた」が8.0%となった。自由意見をみると、職場の感染症対策を求人情報から確認する人が増えてきている。
「条件・待遇は特に変えていない」について、今回仕事探しをしている理由に新型コロナウイルス感染症の影響がある人とない人を比較した。「感染症影響あり(『はい』と回答/以下同)」の人は、「条件・待遇は特に変えていない」割合が45.6%で、「感染症影響なし(『いいえ』と回答/以下同)」(75.1%)より29.5pt低くなっており、半数以上が注目する条件・待遇を見直したと回答した。

自由意見(希望雇用形態/性別/年代)
・将来的に安定する職場環境、正社員登用を狙うようになりました。通いやすい距離の職場を検討しています。(正社員/男性/30代)
・コロナの影響で、空調設備が完備されている場所をえらぶようになった。(派遣社員/女性/30代)
・現在契約社員だが、給料が安すぎる。副業も駄目と時代遅れなことで縛り付けようとするため、職探しをしている。(正社員/男性/40代)
・今現在パートをしているが、もう少し収入を増やしたく、就職活動をしています。(正社員/女性/50代)
・求人情報から、コロナ対策をしているか?を見るようになった。(正社員/男性/50代)
・こまめに求人を見るようになった。(パートまたはアルバイト/女性/50代)

【勤務時は適切ではないと思う身だしなみ】
「肌の露出の多い服装」が62.2%で最多

求人に応募した人に、働くうえでの身だしなみについて、適切ではないと思う事柄を聞いた(複数回答)。全体で最も回答が多かったのは「肌の露出の多い服装」で62.2%、次いで「大振りのピアス、イヤリング、イヤーカフ」が59.7%、「金髪等派手な色の毛染め」が57.2%と続いた。上位3項目は約6割が適切ではないとしたが、これら以外は4割未満となった。
年代別にみると、回答個数平均は全体では4.9に対し、「30代以下」が4.1、最も多かった「50代」が5.3だった。「30代以下」では他の年代に比べ、多くの項目で回答割合が低い。中でもアクセサリーや髪型に関する項目に関しては「30代以下」が他の年代の回答率に比べ低くなる傾向がみられた。一方で回答個数平均が最も高くなった「50代」では、服装に関する項目について適切ではないと感じている人が多いようだ。企業の組織構図から、50代の中には管理的職務に従事する立場の人が多い傾向にあることから、特に服装での統一感を気にする傾向が強いのかもしれない。逆に30代以下では個人の見た目や趣向に不快感を抱く人が少ないか、身だしなみとオシャレを混在して考えている可能性もある。

【働くうえで気を付けている・心がけている身だしなみ】
「爪」44.0%、「服装」41.8%、「髪型」「におい」40.9%

求人に応募した人に、自身が働くうえで気を付けている・心がけている身だしなみについて聞いた。身だしなみに気を使っている人は全体で72.0%、「特にない」は28.0%となった。
全体で最も多かった項目は「爪」に関してで44.0%、次いで「服装」41.8%、「髪型」「におい」が同率で40.9%となった。
年代別にみると、「30代以下」では「髪型」に気を配る割合が最も高く(47.2%)、他の年代よりも高かった。「40代」では「化粧、髭」が他の年代よりも高くなった。自由意見をみると、いずれの年代においても清潔感を重視するといった回答が多く、派手さをおさえた、落ち着いた色合いを心がけていることが伺えた。
  • 調査・分析担当者のコメント
6月の集計結果では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて仕事探しをしている人は41.8%となり、先月調査に続き4割超となりました。初回調査(2020年4月)から徐々に影響率は低くなってきています。
働くうえでの身だしなみについて、勤務時は適切ではないと思うもの、気を付けている・心がけているものをききました。年代によって差がある項目が多く、10代を含む「30代以下」では個人の見た目や趣向に不快感を抱く人が少ないようです。服装規定の見直し等の参考になれば幸いです。

<本件に関するお問い合わせ先> 株式会社アイデム 広報担当/望月・栗木 電話:03-5269-8780

配信元企業:株式会社アイデム

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ