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きょう29日発表された最新の1か月予報によると、この先も広い範囲で高温傾向の予想です。また、8月初めごろにかけて、熱帯低気圧や台風など、熱帯擾乱の影響で一回の雨の量が多くなる可能性があり、注意が必要です。

一年のうちで最も暑い季節 熱中症に厳重警戒を 台風は?

きょう(29日)気象庁は最新の1か月予報を発表しました。
それによりますと、この先、東日本や西日本、沖縄・奄美は太平洋高気圧に覆われやすい予想で、夏の盛りの暑さとなる見込みです。一方、北日本は気圧が低いため、南から暖かい空気が入りやすいく、平年よりも気温が高くなりそうです。最高気温の平年値は、8月上旬ごろにかけてが一年のうちで最も高く、暑さのピークを迎えます。北日本や東日本、西日本では、平年を上回る暑さが予想されますので、熱中症に対しては、この先さらに厳重な警戒が必要です。
一方、日本の東の海上には熱帯低気圧があって、日本の南の海上にも今後、熱帯低気圧が発生する予想です。8月初旬にかけては、太平洋高気圧の張り出しが弱いため、東日本と西日本のそれぞれ太平洋側では、南からの湿った空気の影響を受ける可能性があります。また、沖縄・奄美でも熱帯低気圧など熱帯擾乱の湿った空気の影響を受ける可能性があります。8月は一年のうちで台風の発生が最も多い時期です。台風が接近する前の備えが大切ですので、「2週間天気」や日々の「天気予報」など、最新の情報を活用し、備えるようにしてください。

1週目(7月31日~8月6日)

週ごとに詳しくみていきます。
気温は、北日本と東日本は暖かい空気に覆われやすいため、平年より高い予想です。北海道と東北、関東甲信と東海、北陸、近畿の日本海側には「高温に関する早期天候情報」が発表されています。これらの地方では、これまでも平年より高い気温となっている所があり、8月4日以降も、かなりの高温が予想されます。
西日本は、ほぼ平年並みの予想です。沖縄・奄美は、湿った空気の影響で日差しが少なく、海面水温が低い予想のため、平年より低くなりそうです。
天候は、北日本と東日本、西日本では晴れる日が多い予想です。ただ、東日本と西日本のそれぞれ太平洋側では、南からの湿った空気の影響を受けやすく、一回で降る雨の量が多くなる可能性があります。また、沖縄・奄美も湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少なくなり、雨の量が多くなる傾向です。熱帯擾乱の動きなどに注意が必要です。

2週目(8月7日~13日)

7日は「立秋」で、暦の上では秋を迎えますが、名ばかりとなりそうです。北日本、東日本、西日本は暖かい空気に覆われやすく、気温は平年より高いでしょう。この時期、最高気温の平年値が1年のうちで最も高く、それを上回る暑さです。熱中症に厳重に警戒してください。沖縄・奄美は平年並みの予想ですが、それでも厳しい暑さでしょう。
天候は、北日本では日本海側を中心に低気圧や前線の影響を受ける時期がありそうです。日本海側の地域では平年より晴れる日が少ないでしょう。太平洋側も数日の周期で天気が変わりそうです。
一方、東日本と西日本、沖縄・奄美は、太平洋高気圧に覆われるため、平年と同様に晴れる日が多くなりそうです。強い日差しが照りつけます。帽子や日傘で直射日光を避けるなどして、熱中症にならないよう対策をとってお過ごしください。

3~4週目(8月14日~27日)

23日は二十四節気の「処暑」で、暑さが和らぐころとされています。ただ、北日本、東日本、西日本では暖かい空気に覆われやすいため、気温は平年よりも高い予想です。沖縄・奄美は、ほぼ平年並みでしょう。暑さが和らぐという感覚はほとんどなく、厳しい暑さが続きそうです。昼夜を問わず暑さが続いて体力が落ちると、熱中症リスクが高まります。まだまだ暑さが続きますので、無理のない程度で体を動かして体力をつけておく、しっかりと睡眠をとる、食事をしっかりととる、など体力を落とさないようにするのも熱中症を防ぐのに役立ちます。
天候は、全国で平年同様と見込まれ、北日本では天気は数日の周期で変わるでしょう。東日本と西日本、沖縄・奄美は、高気圧に覆われて、晴れる日が多い見込みです。
【北日本】北海道東北地方
【東日本】関東甲信・北陸・東海地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方

1か月予報 一年で最も暑い時期に 酷暑に厳重警戒 熱帯擾乱にも注意を