タイ政府は、7月1日より、タイ保健省が定める新型コロナウィルスの低リスク・中リスクの国に限り、ワクチン接種済みの外国人観光客は隔離措置が免除され、プーケット県内を自由に旅行できるという観光復興プログラム「プーケットサンドボックス」を実施しています。14日間のプーケットでの滞在後は、タイ国内の他の地域への移動も可能となります。
7月1日付で、日本は高リスク国から中リスク国に認定されたことで同プログラムの対象国となりました。本日現在、対象国は日本を含め67か国となっています。

 このプログラムを利用してプーケットへ渡航する場合、旅行者は渡航前に入国許可証(COE)の申請や、新型コロナウィルスワクチン接種完了を証明する書類、航空券の手配、SHA+認定を取得した宿泊施設の予約、及び海外旅行保険への加入等を事前に済ませる必要があります。
SHA+とは、従来の衛生管理の他、全従業員の70%以上が、ワクチン接種を完了していることを保証するタイ政府の安全基準です。
 また、旅行者はタイ保健省が指定する許可対象国・地域から出発し、渡航日まではその国・地域に連続して21日以上滞在している必要があります。

 7/28現在、7月~9月の宿泊予約数は、延べ292,832泊数。うち、7月の宿泊予約は192,875泊数(全体の65%)となっています。また、プーケットにおけるワクチン接種率は、1回目88%、2回目69%という状況です。

 尚、本日現在プーケットに就航中の航空会社は、以下8社です。
タイ国際航空、カタール航空、エミレーツ航空エティハド航空シンガポール航空、トルコ航空、エルアル航空、ガル航空。
※日により就航便数は変動します。詳細は各航空会社にてご確認ください。


~「プーケットサンドボックス」流れと必要事項~
*手続きの流れはwww.entrythailand.go.thで確認しながら進めることをおすすめします。

■出発前の準備
1. 旅行者は、出発の14日以上前から感染のリスクがある場所及び人が集まる場所を避けることが推奨されます。
2. 旅行者は、タイ入国前にタイ保健省指定の低または中程度のリスク国・地域に連続して21日以上滞在している
 必要があります。
3. 旅行者は、出国時のスクリーニング(健康チェック)を受ける必要があります。

【必要書類】
・タイ入国時に残存有効期間が6カ月以上のパスポート
・入国許可証(COE)
・渡航の72時間前以内に発行された英文のRT-PCR検査による新型コロナウィルス非感染証明書
・渡航者がタイに滞在する間、新型コロナウィルス感染症及び関連疾患の治療費を含む医療費を10万米ドル以上補
 償することを保証する英文の医療保険証のコピー
・SHA+認定を取得した宿泊施設の支払予約確認書のコピー
  滞在期間が14日未満の場合、旅行者は出国を証明する航空券と、滞在期間をカバーする宿泊施設、及び新型コ 
  ロナウィルスのRT-PCR検査の支払確認書を提示する必要があります。
WHO(世界保健機関)またはタイ保健省より承認された新型コロナウィルスワクチンの必要量の接種を、タイ入
 国の最低14日以上前に完了していることを示すワクチン接種証明書
  ワクチン接種証明書が英語でない場合は、必ず英訳を添付する必要があります。 
  保護者が同行する18歳未満の旅行者は、渡航の72時間前以内に発行された英文のRT-PCR検査による新型コロ
  ナウィルス非感染証明書を所持する必要があります。

※必要書類に関する詳細や最新情報は必ず以下ウェブサイトにてご確認ください。 
 在東京タイ王国大使館(http://site.thaiembassy.jp/jp/news/announcement/10248/
 タイ王国大阪総領事館(http://www.thaiconsulate.jp/topics_detail1/id=1079
 在福岡タイ王国総領事館(https://fukuoka.thaiembassy.org/jp/index


プーケット到着時
1. 入国時のスクリーニング(健康チェック)、入国及び税関手続きをします。
2. 追跡アプリ「ThailandPlus」と「モーチャナ(MorChana)」をスマートフォンにインストールし、タイ滞在中は
 アプリを常にオンにします。
3. 事前に予約をしたSHA+認定の宿泊施設に直接移動します。(公共交通機関の利用は不可)
4. 以下の要件に従って、自己負担でRT-PCR検査を受けます。
 ・到着時に空港で最初の検査を受け、宿泊施設でテスト結果を待ちます。(結果が出るまで宿泊施設で待機)
 ・旅行者は、タイ保健省のガイドラインに従い、滞在予定期間に応じて検査を受ける必要があります。
  プーケット滞在期間が14日間以上の場合、滞在期間中PCR検査を3回実施する必要があります。
 ・旅行者が新型コロナウィルス検査で陽性の場合、特定の医療施設にて自己負担で治療を受けます。
5. 陰性であれば、旅行者はプーケット県内を自由に旅行できます。
6. 滞在予定日数が14日未満の旅行者は、出発予定日またはそれ以前に、国際線プーケットから他国へ出国する
 必要があります。
7. プーケットで14泊の滞在を終えた旅行者は、タイ国内の他県への移動が可能になります。

プーケット出発時
プーケットから他国へ渡航する場合、旅行者は目的地の国が発表するガイドラインと措置に従って下さい。
・タイ国内での移動の場合、プーケット県内に14日泊以上滞在したことを証明すると同時に、その他移動先の都県
 により指定された必要書類が必要になる場合があります。

RT-PCR検査の結果が陰性で、プーケットを自由に旅行される間も、DMHTTA(予防のための注意事項)に厳格に従って行動してください。タイでは、公共の場所や車内等、外出時は基本的にマスクの着用が義務付けられており、違反した場合は、罰金が科せられます。
D:ソーシャルディスタンス、M:マスク着用、H:手洗い、T:検温、T:感染検査、A:追跡アプリケーション


プーケットに続き、7月15日からはタイ南部スラーターニー県のサムイ島、パガン島、タオ島の3つの島の特定地域とルートを対象とする観光復興プログラム「サムイ・プラス」がスタートしました。
旅行者は、到着から7日間は、「サムイ・エクストラ・プラス」に認定されたホテルのみで滞在可能。また、到着から3日間はホテル内での滞在となり、4日目からは決められたパッケージに参加可能、8日目以降はパンガン島やタオ島へ移動できます。
プーケットサンドボックスとは入国の際の規定が異なりますのでご注意ください。

プーケットサンドボックス」の“サンドボックス”とは、砂場という意味の英単語で、IT用語ではコンピューター上の安全な仮想環境として、外部からのアクセスが厳しく制限された領域のことを指します。プーケットサンドボックス計画ではプーケットを他府県とは異なる守られた環境に置いて観光再開計画を実施しているため、プーケットサンドボックスになぞらえてプーケットサンドボックス」と名付けられました。


配信元企業:タイ国政府観光庁 大阪事務所

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ