パリ・サンジェルマンPSG)に所属するフランス人GKアルフォンス・アレオラが、ウェストハムへと移籍するようだ。29日、フランス紙『レキップ』が報じた。

 ウェストハムは先日からアレオラの獲得に関心を示していることが報じられていたが、買い取りオプションが付帯した期限付き移籍でPSGと合意に至った模様。アレオラのメディカルチェックは29日に予定されており、30日までにはウェストハムとの契約にサインを交わすことが期待されている。

 現在28歳のアレオラはPSGの下部組織出身。2013年にトップチームデビューを飾り、PSGでは公式戦通算107試合に出場している。20-21シーズンはフルアムへとレンタル移籍し、プレミアリーグの36試合に出場したが、チームは降格の憂き目に遭っていた。

 PSGコスタリカ代表GKケイラー・ナバスとスペイン人GKセルヒオ・リコに加え、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマも新たに正GK争いへと参戦。そのため、フランス代表経験もある実力者のアレオラは、新シーズンもPSGを離れることが予想されていた。

 21-22シーズンのヨーロッパリーグに出場するウェストハムは、正GKのポーランド代表GKウカシュ・ファビアンスキが36歳、2番手のアイルランド代表GKダレン・ランドルフが34歳と、GKの高齢化が進んでいる。果たして、アレオラはウェストハムの新たな守護神となることができるのだろうか。

アレオラがウェストハム加入へ [写真]=Getty Images