パリ・サンジェルマンPSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペとブラジル代表FWネイマールが、クラブ公式雑誌への共同インタビューに応じ、お互いの関係性や夢などについて語った。

 エンバペネイマールは共に2017年夏にPSGに加入し、これまで4シーズンに渡って2大エースとしてチームを牽引してきた。お互いが最初に会った頃のことについて聞かれたエンバペは「僕がPSGに来た時、ネイはすでにとても尊敬していた選手だった。常に素晴らしい選手だった。僕は彼を見て育ったんだ。だから、もちろん、彼と一緒にパリでプレーできていることは名誉なことだよ」と語った。

 そして、ネイマールは「モナコでの前のシーズンのキリアンの試合を見ていたのを覚えていたから、彼の能力については知っていた。素早い選手で、機敏で、熟練した技術を持っていた。だから、一緒にプレーすれば素晴らしい関係性が築けることはわかっていたよ」とコメント。「今は彼を見たらどこに動くかわかる。どこに走るのか、どこでボールが欲しいのかとかもね。4年間で素晴らしい関係性ができたと思う」と連携面での自信をのぞかせた。

 また、「PSGでの最大の夢はチャンピオンズリーグ(CL)で優勝すること」だと強調したネイマールは「ブラジル代表としてはワールドカップの優勝だ」と今後の目標について明かすと、エンバペも「僕の最大の夢もPSGでCL優勝することだ。それができたら、素晴らしいことだね。でも、もう一回ワールドカップ王者になることができたら、それも最高だね」と同様に目標を掲げた。

PSGでの夢について語ったネイマールとエンバペ [写真]=Getty Images