2008年にバラエティー番組がきっかけで誕生したアイドルグループ・恵比寿マスカッツ。番組の総合演出・マッコイ斎藤とともに時代に合わせて変化と進化を遂げてきたマスカッツは、活動休止期間を経てトータルの活動年数は10年を超え、グラビアアイドル・セクシー女優・モデルからなるメンバーは現在30人体制の大所帯。ABEMA冠番組「恵比寿マスカッツ ハニートラップTV」やYouTubeチャンネルではセクシーかつ体を張った企画に挑み、近年の音楽面では再生回数100万回超えの「EBISU ANIMAL ANTHEM」をはじめアッパー系の楽曲を多くリリースするなどグループの“新たな顔”を発信し、奮闘し続ける彼女たち。そんなメンバーの“裏の顔”(=素顔)に迫るため、メンバー同士でオフショットを撮影してもらう本連載企画「裏撮(うらどり)!!マスカッツ」をスタート。

【写真を見る】リラックス中の美女を激写!「今日のマスカッツの楽屋メンバーです」(川上奈々美)

第1回の今回、撮影をお願いしたのは、川上奈々美と羽咲みはる。2人には「ハニートラップTV」の収録の合間の楽屋や、羽咲には「オンラインライブ楽曲ドラフト会議」の現場でも撮影してもらった。そんなオフショットを川上と羽咲のコメント付きで公開するとともに、収録直後の感想やアイドル活動、自身の今後について、今の気持ちをつづってもらった。

■川上奈々美「より一層マスカッツを謳歌したい」

※文=川上奈々美

今日は久しぶりに収録に参加しました。コロナ禍になりメンバー全員集まる事が出来なくなって、意外とめちゃくちゃ寂しいんだなって気づきました。

マスカッツに加入しておよそ6年。でもまだ緊張する現場。みひろさんまで楽屋に入ってきた瞬間「緊張する〜」って…。でもそんな中でも、今では緊張をも、みんなで楽しめているような感覚がしてとても居心地が良くなってるんです。

マスカッツってとっても不思議だな〜と思うのが、加入当初は私もみんなもピリピリして自分のことしか考えられない状況だったのに今ではみんなの幸せを心から願っているような、そんな家族みたいな感覚を今では感じます。

今回の収録の企画は「ハニートラップTV」。芸人さんや格闘家さんを本気でドッキリにかける仕掛け人としての出演です。

本心を言うと今までマスカッツをやってきて心から楽しめたことはなかったんです。でもやっと最近、ライブも番組も心から楽しんでいられるようになったんですよ。だから今回も苦手な企画ではありましたが(笑)、全てを前向きに捉えて楽しめてる感じがしています。

それもたくさんのメンバーと切磋琢磨してきて、マッコイさんに「となりの川上さん」というキャッチコピーをいただき、"副キャップ”という経験をさせてもらい、それら全てが私の心を強くして、いろんなステージへと導いてくれたと思っています。

私は2022年の1月でAV女優を引退、そしてマスカッツのオーディションで合格の要因だったであろう浅草ロック座でのストリッパーとしての自分も同じ年の2022年2月に引退を決めました。それをマッコイさんに報告した時に「マスカッツは辞めないだろ!?」と言ってくれたことがとても嬉しかった。

今回の収録の時も大久保(佳代子)さんや黒沢(かずこ)さんは私たちを生かそうとそして嫌な思いをしないように守ってくれようとしている姿勢がとても素敵で。そしてメンバーとも、一人一人がハニートラップ仕掛け人として現場に向かう時は「頑張ってね!楽しんできてね!」と期待の気持ちを込めて送り出し、帰ってきたら心から「面白かったよ〜」と感想をみんなで伝える、そんな環境がとてつもなく愛おしく感じました。

これからはより一層自分がしたかったものに邁進して、これからはより一層マスカッツを謳歌したいと思います。

■羽咲みはる「自分なりにがむしゃらに…!」

※文=羽咲みはる

今日の収録、数日前から緊張して、昨日は眠れませんでした。

いつも「恋が始まる前みたい!」と、どこかキュンキュンしながら「ハニートラップTV」を見ていたけど、恋の出会いなんて最近なくて…だから少女漫画(今話題の作品とか「りぼん」とか「別冊フレンド」とか全部読んでます!)でキュンキュンする気持ちを思い出して、仕掛ける相手に恋してるって数日思い込んで。今日はそんな恋する相手に「やっと会える!」って気持ちで来ました。だから終わった後は、だましてしまった気持ちで悲しい。帰ってお風呂で熱唱して切り替えようと思います。

今回同じ楽屋だったあいぱん(山岸逢花)は後輩だけどしっかり者。“ハニトラ”が上手かったのも見てたから相談しちゃいました。そして“楽屋あるある”なのが、ナラモコ(奈良歩実、桜もこ)が絶対セットでやってくること(笑)!いつも褒めてくれたり、会えたことに喜んでくれたり、かわいい存在なんです。

8月のオンラインライブでは、今回とうとうチームのリーダーに!チーム分けの連絡で私の名前のところにリーダーって書いてあって、「私の番が来た!」って…やっぱり緊張します。普段は付いていきたいタイプではあるんですけど、同じチームリーダーのいっちー(市川まさみ)さんの負担を少しでも減らせるように、自分に出来ることを頑張りたいです。私自身は、どんなに練習で覚えても、本番でパニックになっちゃって間違えてしまうところも課題だから頑張りたいな。

リーダーとして参加した楽曲ドラフト会議では、チームのみんなとLINEでやり取りした意見をまとめた中で、1曲だけ取れなかったけど…夏曲もしっかり取れたし!良いライブになりそうです。

最近のオフの私は、暑い夏になったので家に引きこもってずっと「スプラトゥーン2」を楽しんでいます。前はSだった“ウデマエ”が久々にやるとAとかBとかになっちゃって、最近やっとA+まで!来年発売予定の「3」もすごく楽しみです。

個人的には今年デビュー5周年を迎えたんですけど一区切りという気持ちはあまりなくて。ただ作品によっては体力が心配な気持ちも(笑)。新しい作品を待ってくれている方はどう進化してるかって期待してくれてると思うと、やっぱり緊張してしまいます。これからはお姉さんっぽい感じも増えていくのかな?そんな私を、もう5年も経ってるのにずっと応援してくれてる人がたくさんいてくれて、みんなと一緒に頑張ってきた5周年なんだなって感覚です。

それと先日、ミルジェネ(音楽レーベル)さんとの企画で大好きなカバー曲9曲のレコーディングを録り終えました。コーラスもハモリも全部自分で、丸々“羽咲みはる”で出来ているんです。マスカッツのレコーディングは“1フレーズ+サビだけ”とか決まっていたり、「EBISU ANIMAL ANTHEM」でいろんな“ぴょん”を録ってもらったりはしましたが、初めてのソロレコーディングは大変でした…。でも何をするにもやっぱりマスカッツの方が緊張しますね。だからその分、ソロの時に度胸はついてるかも(笑)。

マスカッツのメンバーってみんな器用で、バラエティー力すごいなって思うんです。

もっと私も面白くなりたい…とも思います。

ずっとやってるけど、いまだにどうしたらいいのか分からなくて。

だけど、自分なりにがむしゃらにやるしかない!

そんな気持ちでずっと励んでいます。

■撮影後記

「収録中は携帯も触らないし写真も撮らないんですけど、連載企画ということで頭の片隅にずっと撮影のことがあって。楽しかったです、写真だけでこんなにコミュニケーションが取れるんですね。メンバーが多すぎるじゃないですか、だから意外とまだちゃんとしゃべれてないメンバーもいたりして。話しづらいですよね、一番長いから、私(笑)。でも今回のように話すタイミング作りたいなって思いました。なつ葵ちゃんは違うお芝居のワークショップでの共通点があって、間接的にお互いの事を話してたみたいなんですけど今日やっと直接話せました!」(川上奈々美)

「メンバーとの写真はたまに撮るんですけど、声掛けるのがそんなに得意じゃないというか、何かやってたら悪いしって思ってしまって。でも普段、如月さやちゃんがよく写真誘ってくれるのがすごく嬉しいし、奈良ちゃんは撮ろうって言ったら喜んでくれるから奈良ちゃんとは意外と撮ってるかもしれないです(笑)。今回いろんなメンバーといろんな形で撮れて楽しかったです」(羽咲みはる)

恵比寿マスカッツメンバーの“裏の顔”を激写した新連載「裏撮(うらどり)!!マスカッツ」がスタート!