米国との対立が続いている中国では、「米国と日本が手を組む」ことを心配する人が多いようだ。中国メディアの西陸網は28日、「もし米国が日本と手を組んで中国を叩きに来たら、中国は対処できるか」と題する記事を掲載した。
 
 記事はまず、「軍事力で世界最強なのは米国だ」と認めつつも、中国の軍事力も「米国最大の脅威」になるほど強くなったと紹介した。では「米国が日本と手を組んだら」中国はどうなるのだろうか。記事は、心配する中国人もいるようだと認めつつも、「かつての東亜病夫はもういない」と、中国の軍事力に自信を見せた。「東亜病夫」とは清朝末期における中国に対する蔑称だ。

 では今の中国はどのくらい強いのだろうか。まず海軍力では空母をすでに2隻就役させており3隻目も建造中だと指摘した。また、空軍力はまだ数に不足があるとはいえ第5世代のステルス戦闘機を配備していると強調した。さらに、陸軍力も言うまでもなく十分な軍備があると伝えた。全体的な軍事力は米国ほどではないにしても、物理的な距離もあるだけに中国側に十分勝算はあるとしている。

 続けて記事は、中国が日米と衝突する可能性がある問題があるとすれば、それは台湾をめぐる問題だと指摘し、この問題に関する中国の軍事専門家の意見を紹介した。中国は日米の台湾関連の言動に対して「抗議」や「不満」を表明しているが、「いつまでも抗議だけでは済まない」と、この専門家は警鐘を鳴らしている。どんな敵にも必ず弱点があるもので、「台湾を支持する人は、自分の弱点に注意することだ」と述べ、「我々の東風は飾りではない」と、米国を射程に収める大陸間弾道ミサイルの存在をちらつかせた。

 最後に、「祖国の統一は必ず成し遂げるべきことであり、国家の主権と完全な領土を守るとの人民の決意を決して侮るべきではない」と主張し、中国人の意志の強さと能力をよく覚えておくべきだと結んだ。固い決意を示しているが、それだけ「米国が日本と手を組むこと」に警戒しているということなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

日米が中国を叩きに来たら・・・「中国は対処できるか」=中国