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7月25日午後3時頃、中国で街が巨大な砂嵐に襲われ、その瞬間を捉えた映像がネット上で話題を呼んでいる。想像を超える大きさの砂嵐が街を覆う様子には、「ハリウッド映画みたい」など驚きの声が集まった。『The Independent』などが伝えている。

猛烈な砂嵐に襲われたのは、中国北西部にある甘粛省敦煌市。地元メディアによると、砂嵐はゴビ砂漠から吹き込んできたもので、その高さは300フィート(約91メートル)にも及ぶ大きさだったという。

実際の様子を捉えた映像は、画面奥からカメラに向かって砂嵐が近づいてくる。早送りになっているものの、10階建て相当の建物をすっぽりと覆ってしまう様子はCGによって作られた映像にも見えてしまう。

そして撮影地点まで砂嵐が到達すると一気に視界が奪われてしまい、映っていた建物が見えなくなってしまった。街中でも視界の悪さが際立っており、道路の先が見えないほどになっている。

この砂嵐の影響で一部の地域では視界が20フィート(6メートル)以下となり、運転を危険と判断した警察は市内の主要道路を封鎖するなどの交通規制を行い、砂嵐が去るまでサービスエリアなどで待機するように指示を出した。

また砂嵐が襲った当時、同市内の観光地である「月牙泉」や「鳴沙山」を訪れていた観光客たちは強い風を遮る建物も無かったため、その場にしゃがみ込んで砂嵐をやり過ごすしかなかったそうだ。

地元民も驚きの巨大な砂嵐に、ネット上には多くの動画が投稿された。これらの動画を見た人々からは「まるでハリウッド映画みたいじゃないか!」「これは怖すぎる」「見境なく自然を利用すると、私たちの生活が荒れてくるね」「この後の掃除が大変そうだ」「ついに自然が牙をむきだしたのか」など驚きのコメントが多数寄せられている。

ちなみに同地域では春になるとゴビ砂漠から砂が吹き込んでくることが多いが、今回のように夏に大きな砂嵐が発生するのは珍しいという。また森林伐採や土壌侵食によって、近年砂嵐はその勢いを増しているといい、今年3月には過去10年間で最悪の砂嵐が中国北部を襲っていた。北京の高層ビルを覆いつくし、2つの主要空港から出る400便以上のフライトがキャンセルされるなど混乱を巻き起こしたという。

画像は『Press TV 2021年7月26日Twitter「Heavy sandstorm wreaked havoc in northwest China’s Dunhuang on July 25」』『Neil Schmid 史瀚文 2021年7月25日TwitterSandstorm today,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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