小さい子供には偏見がない。大人が嫌悪感を刷り込まなければ、自分の気持ちに正直に判断する。
カナダ、オンタリオに住む2歳の少女は昨年のハロウィンの時期に、家族とウォルマートに買い物に行った。少女はこのゾンビ(アンデッド)人形を一目で気に入ってしまったようで店内を見ている間、ずっとその人形を抱いている。
母親は「気持ち悪いから手放しなさい」とは言わず、彼女が気に入ったそのゾンビ人形を購入した。以来少女は今日にいたるまで、寝る時も、ご飯を食べる時も、遊ぶときも、入浴する時も、常にその人形と一緒だという。
Little Girl Loves Her Halloween Baby Doll
車のおもちゃで遊ぶときも助手席にはゾンビ人形。
滑り落ちると拾ってまた助手席に座らせてあげる。
ブランコに乗せてこいであげたりもする。
そして今でも1番のお気に入りはゾンビ人形だそうで、母親がtiktokにこの動画を投稿したところ、大反響を呼んだようだ。
母親は、偏見や嫌悪感は生まれつきのものではなく、まわりから刷り込まれていくものだと思っているので、ありのままの自分を受け入れることの大切さを子供が学んでくれたらと願っているそうだ。
少女は『アナと雪の女王』や『ペッパ・ザ・ピッグ』、プリンセスやバービー人形にも夢中だが、同様にこのゾンビ人形も大好きなのである。
大人の価値観を押し付ける必要があるのか?大人が美しいと感じるものだけ愛するべきで、大人が醜いと感じるものは愛してはダメなんて、言えるわけがないと母親は語っている。
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