足まわりの毛が白い猫ちゃんのことを俗に「くつ下猫」と呼んだりしますが、実はその白い部分こそがくつ下を脱いだ後の本当の毛色だったのかも。そんな想像力を掻き立てるツイートが話題です。

 「猫がくつ下脱いだみたいだ」こうつぶやいたツイッターユーザーのもず串さん(@mtstmk)のツイートに添えられた写真には、横たわる猫ちゃんの足元に脱ぎっぱなしのくつ下が写っています。猫ちゃんが本当に靴下を脱いだように見える写真に、思わずクスッとしてしまいますね。

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 写真の猫ちゃんはもず串さんの飼い猫、もずくん(6歳)です。もずくんは2歳の時にもず串さん宅に迎え入れた元保護猫。もず串さんは会社員として仕事を行う傍ら、一枚で保護猫の一食分である50円が寄付される「猫シール」を制作・販売し、保護猫団体の支援活動を行っています。

 夏場になると涼しさを求めて、フローリングなど冷たい場所で横になる猫ちゃんの姿をSNSなどでたびたび見かけますが、それはもずくんにとっても同様。

 写真のように好んで冷たい床に横たわっていることが多いとのだとか。一方、黒いくつ下はもず串さんの夫が久しぶりの出社から帰宅後、そのまま脱ぎっぱなしにしていたもののようです。

 偶然重なった2つの状況を発見したもず串さん。いつもならイラっとしてしまう夫のくつ下の放置ですが、くつ下ともずくんの絶妙な位置関係に思わずクスッと笑ってしまったそう。もずくんの毛の色と靴下の色が同じ黒であったことから、もずくんが靴下を脱いだように見えたことが面白く感じ、写真を撮影してツイートに至ったとのこと。

 ツイートには5万件を超える「いいね」が付く大反響。返信欄には「酔っぱらいが、自宅の玄関を入った所でブッ倒れたような感じ」「長ぐつをはいた猫ならぬくつ下を脱いだ猫」といった声が寄せられ、偶然を捉えた一枚に多くの方が頰を緩ませたようです。こんなにかわいい猫ちゃんのくつ下の放置なら、何度でも許してしまいそうですね。

<記事化協力>
もず串さん(@mtstmk)

(山口弘剛)

猫とくつ下の位置が絶妙 まるで「くつ下を脱いだ猫」