ブラウザ上でWindwos 9x風の架空のOSを楽しめるサイト「Windows96.net」が開発中だ。2019年頃にバージョン0.1が公開された後、パッケージマネージャなどさまざまな機能を追加しながら現在はバージョン2.0となった。海外メディアPCGamerなどが報じている。

(画像はWindows96.netより)

 「Windows96.net」はctrlz氏とDan氏のふたりによるチームSys36に開発された、ブラウザ上で動作するWebOSだ。なお、OSのブートロゴにはマイクロソフトならぬ「Mikesoft」がクレジットされているが、こちらは単なるパロディだ。

 Windows96.netは、Windows 3.1と95の間にOSがリリースされていたらというイメージで作られた「Wndows93.net」にインスピレーションを受けて開発された。元々はWindows XPパロディOSを作ることを目的に開発が始まったが、数週間で開発中止になる。その後、Windows96の開発が始まったという。

 もしもWindows 95や98を使っていればかなり懐かしいユーザーインターフェースになっているのではないだろうか。メモ帳やエクスプローラなどは特に懐かしい雰囲気を持っている。ほかのユーザーとチャットできる「MsgRoom」で、昔を思い出しながらほかのユーザーと駄弁るのもいいだろう。

 一方でこの頃のOSにはなかった公式Discordサーバへのリンクやパッケージマネージャも搭載している。パッケージマネージャを使えば、ブラウザ上でDOOMHalf-Lifeのシェアウェア版を遊ぶことも可能だ。また、DOSBoxを使ってWindows 96上でWindows 95を動かすこともできる。

(画像はWindows96.netより)
(画像はWindows96.netより)

 なお、スタートメニュー内のWTFフォルダには有名なブラクラYou are an idiotも安全に楽しめる。

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