Amazonは、ドラマ版『ロード・オブ・ザ・リング』を2022年9月2日に配信すると発表した。あわせてビジュアルも初公開している。

 ドラマ版『ロード・オブ・ザ・リング』は、J・R・R・トールキン氏による『指輪物語』を原作としたファンタジー作品。作中の歴史区分において「第二紀」を映像化されているとみられており、映画『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』のオープニングに出てきた時代となる。

 これはドラマ版『ロード・オブ・ザ・リング』の公式Twitterアカウントが、「第二紀へようこそ」とツイートしたことから考えられている。第二紀は、冥王サウロンが「一つの指輪」を作り、それによって中つ国の支配をもくろむ時代だ。ドラマでは、サウロンとそれに対抗する勢力との戦いが勃発することが描かれるかもしれない。

 2001年の映画『ロード・オブ・ザ・リング』や、2012年の映画『ホビット』シリーズをさらに遡るストーリーが展開され、映画版同様にニュージーランドで撮影されるという本シリーズ。海外メディアDEADLINEによると、現在はポストプロダクションの作業中だ。

(画像はTwitterより)

 本作は1シーズンだけで4億6500万ドル(約507億円)という、巨額の制作費がつぎ込まれており、総エピソード数は不明なものの世界中の240を超える地域と国のPrime Videoにて、独占的に毎週リリースされる予定だ。

 出演者はモーフィッド・クラークさん、マルケラ・カヴェナーさん、また『ゲーム・オブ・スローンズ』のベンジェン・スターク役のジョゼフ・マウルさんが出演予定。

 本作は副題、もしくは新しいタイトルがつけられるとみられ、そのタイトルも気になるところ。まずは予告編などの公開が待ち遠しいが、はたしてトールキン氏による『指輪物語』の世界観がどのように映像化されているのか、続報を待ちたいところだ。

 なお『ロード・オブ・ザ・リング』のゲーム関連では、Amazon Game Studiosが開発していたMMO版『ロード・オブ・ザ・リングは残念ながら発売中止となったが、ドイツに拠点を置くDaedalic Entertainmentの開発による『The Lord of the Rings: Gollum』は2022年に発売予定。こちらも続報に期待したい。

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