相性ピッタリで旨味が倍増する料理の組み合わせが数多く存在する中でも、もはや定番にもなっている不動の組み合わせがトマトソースとハンバーグ。松屋では「うまトマニア」なる者も存在するという、うまトマハンバーグが誕生20周年を迎え、2021年は「ごろごろ野菜のうまトマハンバーグ定食」 として登場。さっそく食べて来た!

【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】

 「ごろごろ野菜のうまトマハンバーグ定食」(税込690円)は、松屋自慢のジューシーなハンバーグと野菜がたっぷり入った彩り豊かな逸品。普段は肉食のため編集部のみなさんに心配されている筆者。野菜を摂るチャンスと思い、発売初日の8月3日に自宅近くの松屋へ駆け込みました。

 お店に到着すると「うまトマ」とドーン!と書かれた大きなタペストリーが掛けられていて、誕生20周年をお祝いしているかのようです。ワクワクしながら店内に入り、食券を購入して店員さんに渡し、待つこと数分……。

 やってきました!ハンバーグの上にナスやズッキーニ、トマトなど野菜がふんだんに彩られて見た目からすでに美味しそうです。横に鎮座するプルプルの半熟卵も「早く食べて……」と言わんばかりに筆者を誘惑してきます。

 そして、その誘惑にものの見事に負けた筆者。いただきます!ハンバーグをお箸で半分に割ると、中からたっぷりの肉汁が……!「キャー!」と心の中で叫び歓喜する筆者。「これよ……これがハンバーグよ……」と思いながら、ご飯へワンバン(ワンバウンド)。茶色と白のコントラストが、たまりませんね。

 口の中に放り込むと、特製トマトソースによって引き出された肉の旨味が口の中いっぱいにあふれ出て、美味い!普段は見向きもしない野菜も柔らかくてハンバーグとの相性も抜群でした。

 「ふぅ……」、今年も夏の松屋を実感したところで一息。続いておまちかねの半熟卵の黄身を割る儀式に入ります。箸を入れると、ジュワ~っと中から黄金に輝く(筆者の目には特殊なフィルターがかかっています)黄身が流れ出てきました。はい、食べていませんが美味しい。これが美味しくないわけがない。

 ハンバーグに黄身をたっぷり付けて、パクッ!もう、幸せ……。言葉にできないとは、まさにこの事。ジューシーな肉汁を卵がまろやかに包み込んで、もうご飯をかき込む手が止まりませんでした。

 ちなみにハンバーグを食べ終わると、特製トマトソースがけっこう余ります。経験上その事を把握している筆者。これは筆者だけかもしれませんが、この特製トマトソースをあらかじめ少し残しておいたご飯にかけて、ミニ特製トマトソース丼にして食べます。ハンバーグの肉汁を残さず美味しく食べるために考案したデブ活している人にオススメの食べ方なので、よかったら試してみてください。

 今回もあっという間に完食。ごちそうさまでした!松屋のHPによると、「ごろごろ野菜のうまトマハンバーグ定食」には1日に必要とされる野菜の2分の1が摂れる栄養満点のメニューとのことなので、罪悪感無く(元々無い)食べることができました!

(取材・撮影:佐藤圭亮)

うまトマニア歓喜 松屋で野菜たっぷりのうまトマハンバーグを食べてきた