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九州は、週末にかけて猛烈な暑さが続き、内陸部は最高気温が40度に迫る所もある見込みです。また、7日(土)からの3連休は九州へ台風が相次いで接近するおそれがあり、今後の動向に注意が必要です。

九州 最高気温40度迫る所も 熱中症に厳重警戒

現在、南海上には台風や熱帯低気圧の発生が多くなっています。
沖縄付近にある熱帯低気圧は、24時間以内に台風に発達する可能性があります。
きょう5日、九州付近は高気圧に覆われて晴天が続くでしょう。強い日差しと暑い空気の流れ込み、さらに東風によるフェーン現象も加わり、一段と気温が上がり猛烈な暑さになる見込みです。特に、九州北部の内陸部は最高気温は38度から39度と、40度に迫る危険な暑さになるおそれがあります。
九州の広い範囲に「熱中症警戒アラート」が発表されています。熱中症に厳重に警戒して下さい。
また、九州南部や大分県の沿岸海上はうねりが入り、波が高くなる所があります。海水浴や釣りなど急な高波に注意が必要です。

台風と熱帯低気圧の動向

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7日(土)からの3連休は、九州は台風の接近が相次ぎそうです。
台風9号は、5日午前9時現在、南シナ海を時速15キロで北北東に進んでいます。あさって7日以降は進路を北東に変えて、8日(日)・山の日は東シナ海へ進み、9日(月)・振替休日、10日(火)にかけて九州へ接近するおそれがあります。
また、沖縄付近にある熱帯低気圧は、まもなく台風に発達するでしょう。あす6日(金)に奄美付近を通って、7日(土)朝にかけて九州の南海上を通る見込みです。
九州の周辺の海上は、平年より海面水温がやや低くなっているため、いずれも極端に発達することはありませんが、台風が高温多湿な空気を運んでくるため、雨が降りやすくなり局地的に大雨になるおそれがあります。
また、九州の海上はうねりが入り、波が高くなる所が多くなりますので、海のレジャーは注意が必要です。

連休から来週は不安定な天気多い

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7日(土)から来週にかけて、九州は不安定な天気が多くなるでしょう。
相次ぐ台風の接近や湿った空気の流れ込みで、九州付近は発達した雨雲が発生しやすくなる見込みです。局地的に雨量が多くなり、大雨になるおそれもあります。雨の降り方に警戒が必要です。
台風の進むコースやタイミングによって、今後、予報が大きく変わる可能性もあります。週末から来週は台風の接近などにより不安定な天気が多くなりますので、最新の天気予報や台風情報をこまめに確認するようにして下さい。

九州 猛烈な暑さが続く 3連休は2個の台風の接近か