くらしにくふうは8月4日に、同社が運営するくらし情報メディア「ヨムーノ」に登録する、くらしに関するさまざまなジャンルのマニアである「ヨムーノメイト」102名を対象に実施した、「2021年 夏の過ごし方(第2弾)」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は、7月15日~21日の期間に行われた。

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 調査対象者に、今年の夏に帰省する予定があるかを尋ねたところ、「帰省しない予定」が54.9%と過半数を占めた。前年の帰省状況調査では、「帰省しなかった」と答えた人が80.4%だったことと比較すると、帰省する予定の人は増えているものの、引き続き帰省を控える傾向がうかがえる。

 帰省先での滞在期間は、「日帰り」(44.4%)がもっとも多く、「3泊以上」(29.6%)、「2泊」(14.8%)がそれに続いた。「日帰り」で帰省する人では、住んでいる家と実家との距離が近いという理由が目立つ一方で、2泊または3泊以上を選んだ人では、「祖父母の介護」「実家のリフォームの手伝い」を理由に挙げる人が多い。

 帰省先で予定していることは、「バーベキュー」(23.1%)、「家族や知人と食事」(11.5%)といった「食」関連が上位を占めた。

 今年の夏に「帰省しない予定」と答えた人に、帰省しない代わりに何をする予定かを尋ねた質問では、「電話(オンライン含む)」が46.5%に達している。

 帰省以外での外出を予定しているか尋ねたところ、「水族館や動物園など」「プール」などを挙げる回答がみられる一方で、「予定なし」が約5割に達しており、新型コロナ禍で外出を控える、または計画を立てられずに過ごしている人が多いことが明らかになった。

2021年の夏休み、帰省を予定する人は増加も過半数は「帰省しない」