サウサンプトンがチェルシーのイングランド代表FWタミー・アブラハムの獲得レースに名乗りを上げているようだ。イギリス紙『イブニングスタンダード』が伝えている。
チェルシーの下部組織出身のアブラハムは、トップチーム昇格後、コンスタントに出場機会を得てきたが、昨シーズン途中にトーマス・トゥヘル監督が就任して以来、公式戦への出場はわずか7試合にとどまっていた。
現行契約満了が近づいていることもあり、放出が噂されるアブラハム。チェルシーと同じくロンドンに居を置くウェストハムやアーセナルが関心を示していると報じられていたが、サウサンプトンも関心を示しているようだ。
サウサンプトンは4日、アストン・ヴィラにFWダニー・イングスを放出。攻撃陣の強化としてアブラハムをリストアップしたようだ。
しかし、完全移籍を望むチェルシーとローンでの獲得を目指すサウサンプトンの間には条件面で隔たりがあり、獲得レースでは後手に回っている模様。アーセナルとウェストハムは、完全移籍は飲んでいるものの金銭面でまだチェルシーを納得させるオファーを準備できていないという。
プレシーズンマッチではトゥヘル監督のもと起用されているアブラハム。新シーズンをどこで迎えるかに注目があるまっている。
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