北海道定番の香りといえば、ラベンダーの他にも「ハッカ(薄荷)」が有名です。
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ハッカ油には虫よけ効果も期待されていることから、自然派の人たちから人気が高まっています。
そこで今回は、ハッカ油の効果効能や、北海道産のハッカ油を用いた虫よけ対策を紹介します。
「子どもと外遊びをする」「虫捕りに出かける」という人だけではなく、身体に塗布するものはできるだけナチュラルなアイテムがいいという人は必見です!
そもそも「ハッカ油」って?
そもそもハッカ油とは、どのようなものなのでしょうか?
ここでは、ハッカ油の特徴や効果効能について簡単にまとめてみたいと思います。
ハッカ油の効果効能
・抗菌作用
・消臭作用
・抗炎症作用
・リフレッシュ作用
・防腐効果
・虫よけ効果
ハッカ油は独特の清涼感が強く、スーッとした香りが印象的。
医薬品においては「湿布」「筋肉痛薬」「咳止め」「目薬」など多方面でハッカ油が用いられていることからも、効果効能が期待できますね!
また、ハッカのスーッとした清涼感は肌への冷感作用もあります。
暑い時期やジメジメした時期には、スプレーとして取り入れてみるのもおすすめです。
ハッカ油といっても、産地が異なれば香りや効果効能も微妙に異なるもの。
ハッカの栽培は中国から日本へ渡り、本州で盛んになりました。新潟や長野・山形など、ハッカを栽培している地域はたくさん。
その中でも、ハッカの栽培が日本で最後に伝わったとされている北海道では、良質なハッカ油が採取できると評判になっています。
北海道の広大な自然やきれいな空気・水などは、植物が植物らしく成長するのに理想的な環境なのでしょうね!
私が選んだのは「北見 ハッカ油セット」1,838円(税込み)。
開封するとともに立ち上がる天然のハッカの清々しい香りに、しばしうっとり!
我が家は夏になると毎週(いや、毎日?)公園や山にセミやカブトムシ探しに出かけるのですが、子どもに付き合う私の足や手は、毎年虫刺されの被害を被っています。
そこで今回は、「北見 ハッカ油セット」を用いて、効果的な虫よけスプレーの作り方や、詳しい使い方などを紹介してみたいと思います。
簡単!虫よけスプレーの作り方
虫よけスプレーを作る
ハッカ油は刺激が強い油なので、原液をそのまま塗布してしまうと肌トラブルの原因になってしまうので要注意!
私は比較的、肌が強いタイプ。しかし、ハッカ油を原液でスプレーしてみると、皮膚がヒリヒリと熱くなってしまいました。
ハッカ油を虫よけスプレーとして使用したい場合は、「無水エタノール」と「精製水」を準備して、希釈した虫よけスプレーを作りましょう。
虫よけスプレーの作り方・使い方
<材料>
・無水エタノール10ml
・精製水90ml
・ハッカ油1〜3滴
・空スプレー100ml用
<作り方>
空スプレーに精製水と無水エタノールを入れ、ハッカ油をスポイトで加える。
ここで紹介したハッカ油の量は、あくまでも目安です。
香りや肌に塗布した際の刺激感などを考慮し、自分に合わせた量を見つけましょう。
衣類に直接スプレーする
これは、ズボラな私がよくやる手法です。
「スプレー作るのはめんどくさい」「でも原液を肌につけると痛い」という場合は、Tシャツやデニムの裾に直接スプレーしちゃいます。
ハッカ油はオイルなので、衣類によってはシミになってしまうことも!
なので、私は「黒っぽくてシミが目立たない部分」を選んでスプレーしたり、髪の毛やハンカチなどにスプレーしたりしています。
肌に直接スプレーしなくても、衣類からハッカの香りがすることで虫よけ効果が期待できますよ。
キャンドルに数滴入れる
我が家は、キャンプや釣りなどのアウトドアへ出かける際は、必ず「虫よけキャンドル」を持参します。
虫よけキャンドルは、ロウの中に虫よけ効果のある成分がすでに配合されています。
そこへ、上からハッカ油を数滴垂らして虫よけ効果UP!
通常タイプのキャンドルでも、ハッカ油を垂らすだけであっという間に「即席の虫よけキャンドル」が完成します。
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今回は虫よけについて詳しく紹介しましたが、実は「お風呂に垂らしてアロマバス」「紅茶やリキュールに使用する」という使い方もできる万能品!
ハッカ油はリフレッシュ効果も高いため、仕事の合間や集中力を高めたいときなどにもぴったりの香りです。
ぜひチェックしてみてくださいね!
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