今夏のEUROで心停止に倒れたデンマーク代表クリスティアン・エリクセン

迅速な救命措置で救われた彼は除細動器を体内に埋め込む治療を施された。

そのエリクセンが自分と同じように植込み型除細動器を装着する予定の少女に送ったメッセージが話題になっている。9歳のイヴィちゃんに送ったそのエールがこちら。

クリスティアン・エリクセン

「やあ、イヴィ。クリスティアンだよ。

素敵なお手紙をありがとう。今夜読んだところさ。

君が安心して手術に臨めることを願っているよ。

病院にいるのが決して楽しくないことは分かる。

でも、医師たちは自分たちがすることを分かっているし、君を助けて、知っていることや考えていることを伝えてくれるよ。

術後はすぐに普通の生活に戻れる!僕がそうだったように、君もそうなるさ。

幸運を願っているし、いつか会えたらいいね」

『BT』などによれば、イヴィちゃんはエリクセンに手紙を書き、その返事を待ち望んでいたそう。母親によれば、除細動器を装着する手術を怖がっていたとか。 

カスパーさん(シュマイケルではない別の人物)とデンマークサッカー協会の助けもあり、エリクセンが彼女にビデオメッセージを送ることになったとのこと。

イヴィちゃんの母親は「クリスティアン・エリクセンはなんて素敵な人でしょう。イヴィの願いをかなえてくれて本当にありがとう」と感謝のメッセージを綴っていた。

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ただ、ロンドンの病院で予定されていた手術は執刀医が交通事故に遭ったことで急遽延期されている。

「なんて素敵な人」 エリクセン、自分と同じ手術を怖がる9歳少女を感激させる