株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:中村史郎)は8月10日(火)、「月刊Journalism」8月号を発行しました。8月号の特集は「戦争を伝え続ける」です。

 巻頭のインタビューは、日本近現代史の専門家である、米コロンビア大学のキャロル・グラック教授です。戦後76年たった今も、過去の戦争をめぐって対立が続くのはなぜか。戦争はそれぞれの国でどのように語られて来たのか。人々の「記憶」という視点から、読み解きます。
 終戦を迎えた8月15日を境に朝日新聞社を去った記者がいます。ジャーナリストのむのたけじさんです。実態とかけ離れた大本営発表を報道し続けた責任を自らとりました。退社後、故郷の秋田県で週刊新聞「たいまつ」を30年にわたって発行し、101歳で亡くなるまで戦争反対を訴え続けました。戦場で何を見て、何が書けなかったのか。11年にわたって朝日新聞記者に語り残したむのさんの遺言です。
 日本近現代政治史などの研究者である吉田裕氏(東京大空襲・戦災資料センター館長)は、終戦記念日を問い直しています。戦争を知る世代が減り続け、戦争への評価が分断される中で、戦没者を追悼する意味と戦争継承の課題を考えます。
 普天間朝佳さんが館長を務めるひめゆり平和祈念資料館は、今春17年ぶりにリニューアルしました。戦後世代の職員が初めて企画などを担当しました。次世代へ悲惨な戦争を語り継ぐために戦後生まれの説明員を育成するなど、日々の活動と課題を報告してくれました。漫画家のおざわゆきさんは、父親のシベリア抑留体験を元に、「凍りの掌 シベリア抑留記」を描きました。「戦争体験はいつまでも乾かない生傷だ。私に出来ることは、その傷を次世代に伝え続けることだろう」と記しています。
 「月刊Journalism」は2008年10月創刊。ジャーナリズムという視点を通して、社会の諸課題と向き合っていきます。定価は815円(税込み)。年間購読料は8965円(税・送料込み)。全国の書店、ネット書店、ASA朝日新聞販売所)で注文によってお求めいただけます。

朝日新聞ジャーナリスト学校】
2006年に発足。入社1、2、3年目の若手記者向けの研修を中心に、中堅やベテランの記者にも「学ぶ場」を提供しています。自治体財政、医療といったテーマ別研修も開き、他のメディアにも参加を呼びかけています。
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