はぁ~い! アタクシの名前はスミパンダ。全国アイドルオーディションSELECTION PROJECT」の大人気司会者よ~! そんなアタクシが2021年10月放送開始のTVアニメSELECTION PROJECT」の制作現場に突撃取材し、スタッフの生の声をお伝えしちゃうスペシャルコンテンツ「スミパンダの制作現場突撃訪問!」。前回に引き続き、動画工房からお届けよ! 平牧大輔監督、キャラクターデザイン・平山寛菜さん、そして小林プロデューサーの3人は、どんな秘密を語ってくれるのかしら??

3人とも気さくに話してくれたわ

せっかく3人が集まってくれたってことで、ちょっと座談会でもやってみようかなと思っているんだけど、いいかしら?

小林 「はい、もちろんです!」

じゃあ、さっそく質問なんだけど、アニメの中に出てくる「SELECTION PROJECT」はいわゆるリアリティショーってヤツよね? こう言っちゃなんだけど、アニメリアリティショーを扱うことってそんなにないじゃない?

小林 「たしかにそうかもしれないですね」

ぶっちゃけ、そこら辺で気を遣っていることとかあったりするわけ?

平牧 「僕は特に気にしていないですね。ただ、リアリティーという部分で『安易なアニメ的な表現をしない』とか、そういうところは気をつけています」

小林 「リアリティショーといっても、深夜に見て元気が出るとか、この子たちを応援したくなるとか、そういう作品になってくれればいいのかなと思っています」

平山さんはキャラクターデザインをするうえで、どんなことを考えたのかしら?

平山 「そうですね……。全体的なことからいくと、あまり奇抜にはしたくなくて。髪型とか髪飾りでキャラ付けをするというよりも、シンプルシルエットでわかるようにするということは意識しましたね」

それもまた、リアリティーってことよね。じゃあ、各ブロック代表候補ひとりずつ、デザインポイントとか挙げてもらってもいいかしら?

平山 「わかりました! まず、鈴音ですけど、髪は天然パーマっぽいイメージで描きました。自分が天パなのをちょっと気にしていそうな感じで(笑)リボンは毎回、形とかを変えられたらなと思っています。玲那は鈴音と対比になるような子なので、髪の毛は細い感じに描いていますね」

黒髪ロングアイドルは王道よね。

平牧 「玲那を見ていると、何か張りつめている感じはありますよね」

平山 「眉毛の位置を他キャラより目に近く下げているので、常に目つきが悪いように見えるのかもしれないですね」

平牧 「そうか、だからしかめっ面みたいになっているのか」

平山 「次は……広海ですね。広海は最初ボブだったんですけど、本人は女の子らしくありたいということなので、ちょっと髪の毛を伸ばしました。髪の内側の水色が私的には気に入っています(笑)

いいわよね、あの水色! でも、これってちょっと奇抜じゃない?

平牧 「奇抜に見えるようなことでも、自然であればいいということで。広海はちょっとカールしていたりとか、そういう小技が効いていますね」

平山 「次、凪咲ですけど、凪咲は描きやすかったですね。性格がわかりやすかったので(笑)。気持ち、他キャラより目を大きくして、あざとさが出せたらなという感じです。わかりやすいといえば野土香もわかりやすくて、食いしん坊キャラといえばたれ目なイメージ(笑)。眉毛もあまり手入れしていないんだろうな、とか思って」

平牧 「だから眉毛が太いんだ」

平山 「あと、体型ですかね。野土香はちょっと太めに描いています」

このくらいなら全然、健康的でいいわよね。

平山 「逢生はいちばん悩んだかもしれないです。印象が自分の中ではっきりしていなくて、最初は髪も長かったですし……。肌の色に助けられていますね」

平牧 「肌は黒くしましたね」

それは陸上やってるから日焼けしてるってこと?

平牧 「そうですね。本当はもっと黒くしようとしたんですけど、このくらいが妥当なのかなと思いました。あまり黒いと目立ちすぎちゃうので、バランスとって」

平山 「詩は、ちょっと申し訳ないんですけど、鈴音を描いたときの別案から拾ってきました。別案といっても自分的には気に入っていたデザインだったので、そのまま詩に採用したという感じです」

なにせ細いわよね。さすが芸能人!っていうか。

平山 「これは小学生的な細さですね」

小林 「この中で最年少ですから」

平牧 「なので、もうちょっと背が低くてもよかったかなと思うんですけど、全体のバランスを見て、このくらいでもいいのかなと。実際の小学生でも大きい子はいるので、逆にリアルなのかなと思います」

平山 「栞は、自分の家の猫を擬人化しました」

え? どういうこと??

平山 「デザインに行き詰ってしまったもので……」

そうなの? まあ、ずっとお仕事続けていたら、そういうこともあるんでしょうけど。

平牧 「お団子ヘアとか、八重歯とか、猫口とか、たしかに猫っぽいもんね」

平山 「目の色とかもそうですね」

平牧 「ということは、栞には愛着がある?」

平山 「愛着でいうと、私の地元が九州なので、まこに思い入れがありますね」

九州・沖縄ブロック代表候補の。

平山 「逆に思い入れがありすぎて、うまく描けなかったかもというのはありました」

ちなみに、アタクシのデザインはどうだったのかしら?

平山 「あ、すみません。スミパンダさんは私じゃないんですよ。別の方がデザインされていて……」

そうだったの⁉ さらっと言うけど、結構な衝撃の事実よ、それ。まあ、でも、一応デザインポイントなんかを聞いておこうかしら?

平牧 「ポイントでいうと、しっぽが筆になっているんですよね。スミ(墨)だけに。筆をパンダにしたようなデザインが最初にあって……」

小林 「最終的に行き着いたのが、このデザインなんです」

名前は「スミ」だけど、衣装の色は随分とカラフルよね?

平牧 「これはアイドルたちと被らないように、どぎつめにしたということですね」

平山 「最初はパステルカラーみたいな案もあったんですけど」

平牧 「パステルカラーだと、アイドルと並べたときに埋もれちゃうんですよ。それじゃスミパンダさんの役割として、意味がないと思って」

アタクシの”役割”って気になるわね……。

平牧 「スミパンダさんにはぜひ『SELECTION PROJECT』の参加者である彼女たちと視聴者の架け橋的存在になってほしいと思っています!」

小林 「案内人的な感じで頑張っていただけたらうれしいですよね」

平山 「私もスミパンダさんがいてくれると、すごくありがたいなと思っています。アイドルたちの線が多いので、スミパンダさんがいると楽できるなって(笑)

平山さんの最後のひと言が気になるけど、みんなこのアタクシの活躍に期待してるってことよね! さて、次回はどこに行こうかしら? 楽しみに待っててちょうだいね!

取材後のスミパンダ……

非常に濃い~話を聞いちゃったわ。やっぱり魅力的なアイドルデザインって、一筋縄ではいかないのね。

次は、絶賛収録中とうわさのアフレコ現場に突撃するわよ!アニメに命が吹き込まれていく重要なステップ!ここは見逃せないわぁ~~~!

動画工房さんで、監督の平牧大輔さん、キャラクターデザインの平山寛菜さん、プロデューサーの小林涼さんにお話しを聞きました!/(C)SELECTION PROJECT PARTNERS