サウサンプトンは10日、チェルシーからアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤを獲得したと発表した。なお、ローン契約で、契約期間は2021-22シーズン終了までとなる。

 現在19歳のブロヤはチェルシーの下部組織出身で、2020年3月8日に行われたプレミアリーグでのエヴァートン戦で途中出場し、プロデビューを果たしたが、トップチームでの出場はこの1試合にとどまっている。それでも、2020年8月にフィテッセへレンタル移籍すると、公式戦34試合の出場で11ゴール3アシストを記録する活躍を見せた。また、2020年9月にアルバニア代表デビューも果たし、これまで6試合に出場している。

 7月には2026年6月30日までの長期契約をチェルシーと締結したと発表したブロヤ。トーマス・トゥヘル監督は高く評価しておりトップチーム帯同も予想されていたが、より出場機会の見込めるレンタル移籍と形となった。

 同選手は移籍に際しサウサンプトンの公式サイトを通じ次のようにコメント。意気込みを語っている。

「とても幸せだ。サウサンプトン加入が楽しみだよ。サウサンプトンプレミアリーグでも非常に良いクラブなのは間違いない」

「歴史もあるし世界屈指のリーグで戦っているクラブだからね。若い選手にとってはプレミアリーグのクラブで働く他の選手やスタッフから学べるということは素晴らしいことだよ。これは非常に良い機会だと思ったんだ」

サウサンプトン加入が決まったブロヤ [写真]=Getty Images