鹿島アントラーズのDF犬飼智也の右足が火を噴いた。

鹿島は9日の明治安田生命J1リーグ第23節でレモンガススタジアム平塚に乗り込み、湘南ベルマーレと対戦した。今節はDF林尚輝と犬飼がセンターバックを形成。犬飼はDF町田浩樹やDF関川郁万と組む際とは異なり、この日は左のセンターバックを務めた。

湘南アグレッシブさに手を焼き、序盤に先手を取られた鹿島。だが、1点のビハインドで迎えた前半の半ばに、犬飼の驚愕ゴラッソが誕生した。

敵陣中央でボールを受けた犬飼は相手のチェックが来ないと見るや、軽く持ち運んで思い切り良く右足を一閃。放たれた弾丸ライナーは風にも乗ってクロスバーを直撃し、セーブに飛んだGK谷晃生の腕に当たってゴールに吸い込まれた。

元日本代表MF永木亮太から「打て、打て」と言われていたと話す犬飼。サポーターも「えっぐ」、「最高に意味わかんなくて好き」、「こんなの見たことない」と驚きの様子。追い風も運も味方に付けた犬飼の一撃で鹿島が試合を振り出しに戻した。

犬飼は守備でもFWウェリントンを封殺。試合終了間際にはカウンターで得たCKから、この日2点目を沈めて劇的な逆転勝ちの立役者に。攻守において存在感を示し、チームを連勝へと導いた。



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