株式会社大和書房(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 靖)は『使える英語が身に付く 動詞の語感事典』(清水建二 著)を2021年8月10日に発売いたします。

  • 英語を学ぶ上で一番大切なことは「基本動詞の習得」だった
90万部突破の『英語の語源図鑑』シリーズ(かんき出版)の著者が、高校の現場などで40年以上教えてきた経験からたどり着いた結論は「基本動詞の習得」が英語学習のために一番大切だということ。
基本動詞とは、have / put / make / keepなど、中学生でもよく知っている一音節の動詞のことで、
これらを使いこなせるようになることが、英会話上達の近道となります。
  • コアイメージを理解すれば、自然な英語が使えるようになる!
本書では、英会話上達に欠かせない30の基本動詞と19の前置詞・副詞を収録し、それらのコアイメージ(文脈や状況に左右されることがない中核的な意味)をつかみながら、ネイティブ感覚の英語を学ぶことができます。
著者がすすめるように、コアイメージを簡単な解説とイラストで理解したうえで、例文を繰り返し音読すると、英語力がみるみる伸びるはずです。動詞のコアイメージがわかれば、丸暗記しなくても、状況や文脈に合った熟語や句動詞(動詞+前置詞・副詞)も自由に使いこなせるのです。
  • 「keep」ってどんなイメージ?
皆さんもご存じの「keep」を例に挙げてみましょう。

(1) Keep to the left here.(ここでは左側通行です)
(2) Keep quiet.(静かにしていてください)
(3) Keep the change.(お釣りは結構です)
(4) Keep me this seat.(この席取っておいてください)
(5) Keep your voice down.(声を大きく出さないで)

これらの英文からは、keepの持つ「一定の状態を保つ」というコアイメージを見てとることができます。 日常会話では、難しい動詞を使う必要はありません。例えば「会議を延期する」は、「postpone the meeting」ではなく「put」を使って「put off the meeting」のように表現するのが自然です。
二音節以上あるラテン語由来の動詞は、日常会話で使うと、とても不自然でぎこちなく感じられます。

【目次】
Part1 動詞 --ネイティブ感覚を身にける
Chapter1「する、作る」1 do / 2 play / 3 have / 4 make / 5 let / 6 give
Chapter2「話す」7 call / 8 say / 9 tell / 10 talk / 11 speak
Chapter3「見る」12 look / 13 see / 14 watch / 15 meet
Chapter4「移動、変化」16 come / 17 go / 18 take / 19 bring / 20 fall / 21 drop / 22 turn / 23 break / 24 cut
Chapter5「つかむ、置く」25 keep / 26 hold / 27 get / 28 take / 29 leave / 30 put / 31 set

Part2 前置詞&副詞 --句動詞を身にける
up / down / off / away / out / around / along / across / through / over / at / for / in / to / into / on / of / from / with
動詞の使い分け練習問題1.~5.

コラム
1 英会話上達法
2 表現の幅を広げる
3 普段着の英語とよそ行きの英語を使い分ける
4 丸暗記ではなくコアイメージでつかむ句動詞
5 擬音語擬態語で表す日本語と
副詞や前置詞で表す英語

著者略歴
清水二(しみず・けんじ
東京都浅草生まれ。株式会社KEN'S ENGLISH INSTITUTE代表取締役。上智大学文学部英文学科を卒業後、ガイド通訳士、東進ハイスクール講師、県立草加高校、越谷南高校、浦和高校、川口高校、草加南高校などで教鞭を執る。基礎から上級レベルまで、わかりやすくユニークな教え方に定評があり、シミケンの愛称で絶大な人気を博した。現在は、40年の英語指導の経験を生かした様々な英語教材を開発中。
主な著書は、「英単語の語源図鑑」(かんき出版共著)シリーズ、「英会話1秒レッスン」(成美文庫)「新編集、語源とイラストで一気に覚える英単語」(成美堂出版)「くらべてわかる英単語」(だいわ文庫)など80冊以上。

書籍概要
書名:使える英語が身に付く 動詞の語感事典
著者:清水建二
出版年月日:2021/08/10
判型・ページ数: 文庫・256ページ
定価:990円(税込)

配信元企業:株式会社 大和書房

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