ドイツ代表の指揮官に就任したハンジ・フリック監督が、就任後初の記者会見を実施。今後の意気込みなどについて語った。ドイツサッカー連盟(DFB)が伝えた。

リック監督は、2019年11月に解任されたニコ・コバチ監督の後任としてバイエルンの監督に就任。すると、そのシーズンチームを立て直し、ブンデスリーガ、DFBポカールチャンピオンズリーグの三冠を達成する。

2020-21シーズンもDFLスーパーカップUEFAスーパーカップクラブワールドカップを制し、六冠を達成。ブンデスリーガも9連覇を達成していた。

そのフリック監督は、ユーロ2020で退任が決まっていたヨアヒム・レーブ監督の退任に伴い、ユーロ後からドイツ代表監督に就任することが決定。8月1日から正式に就任し、10日に初めての記者会見を行った。

リック監督は、2006年から2014年までは、退任したレーブ監督のアシスタントコーチを務めており、2014年ブラジルワールドカップでは優勝を経験している。

その後バイエルンアシスタントコーチに就任したため、DFBを離れたが、今回復帰となった。

「私のキャリアは、当初想像していたようにはいかないものだ。代表監督としてここに座っていることを本当に嬉しく、誇りに思うし、DFBが私を信頼してくれていることに感謝する」

「DFBには、仕事上でも個人的にも、本当に感謝している人がたくさんいる。だから、戻れたことはとても嬉しい」

久々にDFBに復帰したフリック監督。バイエルンでの功績、そして再び世界一になるべく、周囲の期待は高い。それは理解しているようで、これまでの形を継続しつつチームを作っていきたいとした。

「期待値が高いのは当たり前だ。ドイツは成功してきたチームであり、チームも私も同じように期待している」

「私はヨアヒム・レーブと同じ道を歩んできた。この3年間を除けば、彼は素晴らしい成功を収めてきた。今起こっていることは、過去のものとは何も関係ない。彼がした仕事は素晴らしく、彼に多くの借りがある」

「彼がチームを導き、自信を与えた姿を、私も見せていきたいと思っている。私は絶対的なチームプレーヤーだ」

「全員が1つになるというメンタリティで臨んでもらいたい。最後に勝者としてピッチを後にするためには、全員が全てを捧げること。それこそが、私と私のチームの模範となるものだ」

そのフリック監督だが、契約はユーロ2024まで。しかし、その前の2022年にはカタールワールドカップが控えており、まずはヨーロッパ予選を勝ち抜くミッションが待っている。

ワールドカップまではあと6回しか活動ができない。無駄にできる時間はほとんどない。選手と直接話すことはもちろん、国際試合の合間にも選手に声をかけ、常に連絡を取り合うようにしている」

時間がない中でチームを作りながら出場権を獲得しなければいけないドイツ。リック監督は世界一になることが目標だとしながらも、各チームの良いところを取り込んで、進化していきたいと語った。

「もちろん、目標は世界の頂点に戻ることだ。それは確かに簡単なことではないが、我々は多くのクオリティを備えたチームがある」

「それは一夜にして起こることではないが、目標を達成するためにできる限りのことをする。スペインイタリアの試合の、熱意と情熱が刺激的だったことがわかる」

「彼らは早い段階で相手にプレッシャーをかけようとした。高いポゼッションは成功のための良い方法だった。みんなの良いところを取り入れ、ここに持ってくれば良い。一歩一歩、あるべき姿に戻る努力をしなければならない」

また、バイエルンでも指導していたFWトーマス・ミュラーやDFマッツ・フンメルス、DFジェローム・ボアテングらを代表に呼ぶのかという質問には「最高の選手が招集されている。彼らが最高のパフォーマンスを発揮するならば、それは可能だと私は思っている。彼らはチームの一員だ」とコメント。高いパフォーマンスチームで見せれば、招集する可能性はあると語った。

ドイツ代表は9月に行われるカタールワールドカップ欧州予選で、リヒテンシュタイン代表(9/2)、アルメニア代表 (9/5)、アイスランド代表(9/8)と対戦。1カ月後のリヒテンシュタイン戦がフリック監督の初陣となる。

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