8月10日、映画「フリー・ガイ」公開記念イベントが都内で開催され、スペシャルゲストとしてお笑いトリオ・四千頭身の石橋遼大、後藤拓実、都築拓紀が登壇した。

【写真を見る】2人からの“妨害”に負けじと奮闘する石橋遼大

同映画は、「デッドプールシリーズライアン・レイノルズによる新感覚アクションエンターテインメント作品。平凡で退屈な毎日を繰り返す銀行窓口係のガイは、ある日、モトロフ・ガールという女性キャラと運命的な出会いをして、自分が“ルール無用、なんでもあり”のオンラインゲームフリー・シティ」のモブ(背景)キャラだという事実を知る。

同じ毎日を繰り返す日々に疑問を感じ始めてガイは、新しい自分に生まれ変わるため、ゲーム内のプログラムや設定を完全に無視して、あり得ないほどいい人過ぎるヒーローとして自分勝手に立ち上がる。いい人過ぎるヒーローは世界を救うことができるのか、というストーリー

映画の内容にちなんで、“芸能界一のモブキャラ”という理由で、脱モブ応援隊長に四千頭身の石橋が選ばれた。センターの立ち位置にご満悦な表情の石橋に向けて後藤が「誇らしそうにしてるけど、ものすごいイジられ方してるから。芸能界一のモブキャラになんかなるなよ」とツッコむが、「いやいや、俺が個性なくて、おまえらが個性あり過ぎたから、こうなっただけ」と、顔はニヤついたまま。

そして、「最初、『ディズニーさんからお仕事が来てます』と聞いて、不安になったんですけど、理由を聞いた瞬間、『なるほど』って思いました(笑)」と自虐的に語った。石橋にツッコんだものの、実はディズニーが大好きな後藤は、「僕の方が全然好きですよ! マネジャーさんから『(応援隊長は)石橋さんです』って聞いた時、何かの間違いだと思って、『僕、石橋じゃないです』って言いました」と少し悔しそうな表情を浮かべた。

“脱モブ”のために最近行ったことを聞かれると、石橋は「オリンピックをめちゃめちゃ見ました」と返答。すると、今度は都築から「みんなと一緒じゃん!“みんなと一緒”から抜け出さないといけないのに(笑)」というツッコミが。

オリンピックと言えば、石橋が体操女子種目別ゆかで銀メダルを獲得した村上茉愛選手と中学の時の同級生であることが話題になっており、SNSに一緒に撮った写真もアップしている。後藤は「SNSで『僕、この人と友達なんです』って、めちゃくちゃダサくないですか?(笑)」とイジり、都築も「友達何人かとの集合写真に、自分と村上さん以外の方にはモザイクをかけてるんですけど、村上さんは先頭で、こいつは鬼の後列でしたから」と追い討ちをかけられる始末。

「本当に仲良いですから」と言いながら、「今朝、生放送の番組で共演させてもらったんです。僕がカメラマンアシスタントのふりをして、村上が気付くかどうか、ドッキリみたいな形で。でも、全く気付かれませんでした(笑)」と最新の共演エピソードを披露した。それを聞いた後藤に「脱モブできてないってこと? どう脱モブしたかを聞かれてるんだから、『僕、モブですよ』っていうトーク、今要らないから」と言われ、ぐうの音も出ない石橋。

そんな石橋が“脱モブ”するためにゲームにチャレンジ。ゴムのチューブを付けた石橋が、後藤と都築から妨害を受けながらもステージ中央の“モブから脱出するためのボタン”を押すというミッション。多くの妨害がありながらも、見事にボタンを押して“脱モブ”に成功した。

チャレンジに成功し、石橋は「最初は諦めかけたんですけど、諦めずにボタンを押すことができました。やっぱりガイも頑張ってるから、自分も頑張らないといけないと思いました」と、息を切らしながら、スポーツヒーローインタビュー風に喜びを語った。

チャレンジ成功のご褒美として、ライアン・レイノルズから「ハロー、四千頭身!! ライアン・レイノルズです。『フリー・ガイ』の公開記念イベントに行けず本当に申し訳ない。どちらが石橋くん? あ、君ね。日本を代表するモブキャラなんだって? 気に入ってるかい? でも君は今日、脱モブチャレンジに挑み成功した。おめでとう。残念だけど、僕はそこに行って映画を宣伝できない。君たちに託すよ。本当に頼りにしてるよ」というビデオメッセージが届けられた。

予想外の“ご褒美”に大喜びの3人。さらに、公開を待っている日本のファンに向けても「待っていてくれて本当にありがとう。まばたきをする間もないアクションで、まるでゲームの中に入ったような体験ができます。映画館で見てさえくれればね。家での日常の繰り返しに飽きたら、『フリー・ガイ』は配信じゃ見られないから、必ず近くの映画館で見てくれよな。頼んだよ」というメッセージを寄せた。

そして、後藤が「自分がモブなんじゃないかと心当たりのある方、そうじゃない方も、こんな格好(うさぎの被り物)のヤツが言っても説得力がないんですけど、本当に泣けて、笑えて、素晴らしい映画なので、ぜひ足を運んでください。僕も全劇場を回ろうと思っているので、お会いできたらなと思います」とコメント

また、都築が「エンディングにもひと展開、素晴らしいのが用意されていて、最後まで楽しめます。僕は3、4回ぐらい泣きましたので、皆さんも3、4回ぐらい泣けるんじゃないかと思います」と、石橋が「笑いあり、興奮あり、恋愛あり。映画の全てが詰まってるんじゃないかと思う作品ですし、僕みたいなものでも勇気をもらえると言いますか、心を動かされる作品なので、ぜひ皆さんにも見ていただきたいと思います」と思いを伝えた。

最後は後藤が石橋に「モブは脱したんだな?」と確認すると、「モブは脱しました!」と答えるが、「モブのお手本みたいなコメントをしたよね。まだまだでした、こいつは」とツッコんでイベントを締めくくった。

映画「フリー・ガイ」は8月13日(金)より全国公開。

◆取材・文・撮影=田中隆信

映画「フリー・ガイ」公開記念イベントに登場した四千頭身・都築拓紀、石橋遼大、後藤拓実(写真左から)