日曜劇場TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系日曜よる9時~)の第6話が放送された。SNSでは「音羽先生がデレたー!!!」「(喜多見先生の)義弟ルートまっしぐらでニヤニヤが止まらないwww」「逆に仲間たちが駆けつけるっていうのが最高に熱いし安心感がある」など多くの反響があった。



※以下第6話ネタバレあり【記事ラスト次週あらすじ掲載】

発端は山中で起こった18人の小学生失踪事件。MERが現場へ向かう途中、喜多見(鈴木亮平)はメンバーを3つに分けて山中で活動することを提案。そんな中、音羽にMERを潰そうとする久我山(鶴見辰吾)から「遭難事故らしいな。チャンスだ。メンバーバラバラに行動するように仕向けろ」というメッセージが送られてくる。前回、民自党の幹事長よりも人の命を優先した音羽は、もうMERを潰そうとなんて思ってはいない。当然のことながら久我山の命令を無視して「チームバラバラにするのは私も反対です」という音羽。そうこなくちゃ。


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だが、喜多見は麻酔科医、冬木(小手伸也)の賛同を受け、チームを分けることを決断する。それでも音羽はあきらめない。「極限の状況下で喜多見チーフがいなければ、ほかのメンバーは混乱します。もしもミスや問題が起きれば、我々厚労省はそこを追求します」って、MERを心配するあまり完全に手の内をさらす音羽。ツンな言葉使いでデレる音羽がたまらなく可愛いく見えてしまう。

しかし、「俺は音羽先生やみんなを信じています」と優しく微笑む喜多見。こんな笑顔を見せられたら、いくらMERを守るためとはいえ喜多見の要望を断れない。音羽は例え喜多見がいなくとも、死者を出さずに無事、要救助者を助けようと気持ちを切り替えたようだ。


チーム編成は喜多見&冬木。音羽&ミン(フォンチー)。そして比奈(中条あやみ)&夏梅(菜々緒)&徳丸(佐野優斗)の3チーム。レスキューと協力しながら次々と小学生助けていくMERのメンバーたち。まずは比奈たちが向かった現場から。すぐに手術をしなければ助からないが、近くには喜多見も音羽もいない。状況を聞いた音羽は、下まで運んでいたら間に合わないと判断。きっと音羽は、比奈では荷が重くてヤバいと思っただろう。しかし、比奈は正確に状況をつかんでおり、すぐに現場で手術をすることを断言。不安でたまらなかったことが、カットインされた音羽の表情からも分かる。一瞬、危なくもあったが、無事、手術完了。比奈の成長に音羽もかなり驚いていた。


続いて喜多見たちは11名が倒れている現場へ。点滴が足りなくなるも、徳丸が現場へ持ち込んだドローンで喜多見たちに点滴を補給。さすがメカオタク!「やるじゃん」(夏梅)「ちょっとだけ見直しました」(比奈)「命を救うのは医者や看護師だけじゃないんで」(徳丸)と言って3人でサムズアップ。これまでMERは喜多見のワンマンチームと思っていた音羽だが、そうではないことにようやく気が付いたようだ。イヤホンマイクで状況を知った音羽は相変わらず無表情。だけど「俺が間違ってたよ。MERはみんながいるからこそのチームだったんだな」という心の声が聞こえてきそうだ。


やがて失踪した18人の小学生バラバラになったのはスズメバチが原因だったことが発覚。山に入ったばかりのころ、ミンは音羽に「私もいつか喜多見チーフみたいに人の命を救ってみたいんです。そんな勇気も力もありませんけどね」と言っていたが、倒れたレスキュー隊員に駆け寄り、群がるスズメバチにも逃げなかった。そんなミンに「ミンさんにもありましたね、勇気」と語りかける音羽。「照れますね、勇気って言葉」という音羽にミンは泣きそう。ミンの行動を見て、音羽も改めて“人を救う”勇気、“立ち向かう”勇気、“絆という”勇気を持ったのかもしれない。


ここで失踪した小学生の中に冬木の息子がいたことが判明。冬木を演じる小手伸也といえば、『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)で大ブレイクした遅咲きの俳優。それまでコールセンターでのアルバイトをしながら俳優業を続けていたという自称“シンデレラおじさん”である。以来、数々の作品に出演しているが、とにかくアクの強いキャラが多かった。しかし本作ではメンバーをまとめる至極全うなキャラ。今回、息子を助けるため山中を駆け回り、山を転げ落ち、命懸けで息子を助けようとする姿は、かなり新鮮である。


息子と共にハチ毒アレルギーを持つ冬木にとって、スズメバチに刺されることは命の危険もある。息子を助けようとしてスズメバチに刺された冬木はアナフィラキシーショックで意識もうろうの状態になってしまう。そこへ喜多見が現れ、冬木にエピペン(アナフィラキシー症状の進行を緩和する補助治療剤)を投与。意識を取り戻した冬木は喜多見と山を降り、2人で息子の手術を開始する。だが、たった2人での手術は無謀だった。


あわやという場面で比奈、夏梅、徳丸、ミンがERカーの手術室に現れる。まさに戦隊ヒーローの仲間たち見参!というシーン。いつもはいざというときに喜多見が現れていたが、今回は逆。てきぱきと動いてチームワークを発揮するメンバーたち。それを目の当たりにした音羽は、表情こそ一切変わらないが、だからこそ仲間たちの成長と信頼を“心から”実感していることが画面を通してこちらにヒシヒシと伝わってくる。


喜多見から「音羽先生、心損傷の修復お願いします」という言葉を受け「了解」という音羽。自分もそんなチームの一員であることが喜多見の言葉で改めて気づかされ、誇りを持ったことだろう。ラストピースがピタリとハマり、ようやくチームとして一体感が生まれたMERのメンバーたち。医療“戦隊ヒーロー”たちの“絆”に胸が熱くなる。


ラスト、喜多見の妹、涼香(佐藤栞里)の持ってきた差し入れの小箱には「美味しかったです。音羽」との付箋のメモが。完全に音羽もMER色に染まった様子。なんなら冬木のロッカーに張ってあった“副チーフ”のテープ、自分も書きたかったんじゃないですか?って聞きたいぐらい。久我山から「喜多見の過去を聞き出すために(涼香を)利用するつもりだろ?」と聞かれ「ええ、もう少し親しくなれば聞き出せるかと」と言ってるけど、そんな気もなさそう。いや、絶対にないだろう…。


気になるのは「死者ゼロ」の後、いつも喜ぶ赤塚都知事(石田ゆり子)が胸を抑えていたこと。そして喜多見に張り付いている黒塗りの車。すでに公開されている第7話のスポットでは新たな敵が現れていると提示している。ようやく一つにまとまったMERのメンバーたちの前に、不穏な展開が巻き起こりそうな気配…第7話も見逃せない。


第7話あらすじ

外国人労働者原因不明の症状を訴え、出動したTOKYO MER。集団食中毒事件と思われたが、なぜか現場は多くの警察官によって占拠されていた。

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事態の真相が見えないまま傷病者を搬送しようとする喜多見幸太(鈴木亮平)だったが、そこに公安刑事・月島しずか(稲森いずみ)が現れ、患者の身柄を拘束してしまう。この事件の背景には、政府を揺るがす大きな事件と驚くべき喜多見の秘密が…それは喜多見の「空白の1年」にも繋がっていた。


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TOKYO MER~走る緊急救命室~

第7話 8月15日(日)夜9時~


文:今泉

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