7月20日より、ABEMAアベマ)にて放送中のドキュメンタリー番組『普通の女子高生だったはずの私が 16才でママになって知ったことは、』(以下、『わたママ』)。

(参考:【写真】壮絶な出産シーン

 本作は、15才で妊娠発覚、16才で結婚・出産を経験した現役女子高生モデル・重川茉弥(以下、まや)の日常に密着したドキュメンタリー番組。ママで、妻で、社会人で、そしてママの娘ーー。さまざまな顔を持つ17才の素顔に迫っていく。

 以下より、8月10日公開の第4話から見どころを読み解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。

 第4話のテーマは、“パパママになって1年生。変化したこと、今思うこと”。

 2020年7月に、娘を出産してから1年。夫の前田俊(以下、しゅん)とともに子育てに向き合うなかで、まやの心にもさまざまな変化があったという。

 まず描かれたのは、娘の初登園日。保育園には、たくさんの親御さんたちがいたらしく、「何あの小娘!みたいに見られたら嫌だな。もっと大人っぽくして、浮かないように……」と不安を吐露するまや。すると、すかさずしゅんが「そんなんしなくていいよ」とフォローを入れる。10代での妊娠・出産は、世間からの風当たりが厳しいこともあったと思うが、2人はこのようにしてお互いを支え合ってきたのだろう。

 インタビューシーンでは、「年齢を言うのが怖い時がある」と明かしたまや。だが、今回預けることを決めた保育園は、変に偏見を持たず接してくれたそうだ。初めての子育てとなると、不安を抱えるのは当然のこと。まやのように、早い出産ならなおさらだ。「(保育園の先生の対応に)心強いなって思った」とホッとした顔で話す彼女を見ていると、偏見を持たず、頑張っている人を認めてあげられる世の中になって欲しいと思わされる。

 日々娘とともに成長しているまやだが、母として気を付けたいことを聞かれると、「ちょっと口が悪いところとか、日本語が下手くそなところとか、だらしないところとか…」と答えた。そのなかでも、言葉遣いはこの1年で改善されてきたそうだ。「子どもができたら、もう一段階言葉を綺麗にしなきゃいけない」と言い、「クソ美味い」「クソ可愛い」などの若者言葉も、「お母さんになったから、ちょっと汚い言葉でも気をつけなきゃ」と使わないようになったという。

 さらに、夫・しゅんの成長についても描かれた。これまでの『わたママ』でも、積極的に子育てに向き合う姿が描かれていたしゅん。しかし、元々は小さい子と遊ぶことが苦手で、「自分の子が生まれて、遊べないとかってなったらどうしよう……」と不安を感じていたそうだ。まやも、娘が生まれる前までは、「(育児や家事を)任されそうだなと思っていた」と言うが、実際は「6:4の6くらい手伝ってくれる」らしい。

 しゅんを大きく変えた出来事は、出産の立ち会い。コロナ禍での出産だったため、夫以外の立ち会いはNG。不安なまやを近くで支えることができたのは、しゅんだけだった。まやは、出産時のことについて、「もっと時間がかかったんじゃないか、もっと痛かったんじゃないかと思うくらい支えてくれた。しゅん君が泣いているのも初めて見て……」と振り返る。

 「こうやって、命って生まれてくるんだって感動的に感じて。勝手に涙が出てきちゃった」としゅん。尊い命が生まれる瞬間や、それまでの軌跡を見たからこそ、妻であるまややと娘を大事にしようという気持ちがより強くなったのだという。

 「この子が大きくなるまではちゃんと育てられるように。不安定な職業だからこそ、稼げる時に稼がなきゃ」「家は持ちたいなって思いますね。子どもがいなければずっと賃貸だろうけど、子どもがいたら遺すものとして」と話す2人は、もうしっかりパパとママの顔をしている。

 最後には、「男の子だったらどんな名前つける? みたいな話もしていて。子どもは、2人か3人欲しいな」と2人目の予定を明かすシーンも。「こんなに楽しく子育てができるんだ」と笑顔で話すまやの存在は、これからママになる人にとっても、心強いものになるだろう。

 次週配信の最終回では、ママであり娘でもあるまやの想いや、家族集合で過ごす時間が描かれる。結婚1周年を記念した、しゅんからのサプライズも必見だ。(菜本かな)

(C)AbemaTV,Inc.