なんとエスカレーターラッピングした「見立てE4系新幹線」が東京駅に登場しました。2階建て車両を見事に再現し、ネット上で話題になっていますが、このエスカレーターだからこその形といえそうです。

「新幹線の形をしたエスカレーターおもしろい」「黄色帯なのも点数高い」

東京駅の駅ナカ商業施設「グランスタ東京」に出現した「E4系新幹線」が、2021年8月11日(水)現在、SNS上で話題になっています。車両の模型でもなければ、もちろん本物の車両でもありません。なんとエスカレーターラッピングした“見立てE4系新幹線”です。

場所は在来線の1階コンコースから地下1階のグランスタに通じるエスカレーターのひとつ。地下1階から見えるエスカレーターの外装版や、ハンドレール下のガラスなどに、白や青、黄色のなどのビニールでラッピングが施され「24年間ご利用いただきありがとうございました!」「2021年10.1 運行終了」などのメッセージが書かれています。引退を迎えるE4系へのはなむけというわけです。

実際に見ると、ラッピングのビニールは手でカットしたであろうもので手作り感も溢れていますが、形はまさにオール2階建てのE4系を彷彿とさせます。SNS上では「新幹線の形をしたエスカレーターおもしろいです!」「作った人センスあるぅ~」などのコメントが。なお黄色帯は1997(平成9)年にE4系が登場した当時のラインカラー(山吹色)を表現しており、これについても「点数高い」との反応が見られます。

ラッピングが施されているエスカレーターは、この1基のみ。現地に訪れてみると、その理由がわかりました。

当該のエスカレーターは、1階と地下1階の小さい高低差を調整するため、途中に比較的長い「水平部」が設けられています。この水平部が地下1階から見える位置にあるからこそ、横に長い新幹線車両の形にピッタリはまっているのです。もしかしたら他の新幹線にも応用できるかもしれません。

E4系新幹線にラッピングされたグランスタのエスカレーター(乗りものニュース編集部撮影)。