メンズカウンセリング協会(京都府京都市山科区、代表:川島 康史)は、DV(ドメスティックバイオレンス)や虐待などの家族問題に直面する当事者支援を全国に広げるため、無料相談を電話で受け付ける、「DV・モラハラホットライン」を本年9月11日(土)に開設することをお知らせします。

電話番号:075-468-3762
相談料:無料
相談受付時間:毎月第2・第4土曜日 午後6時ー9時
一昨年より起こっているコロナ騒動で、家族が大きなストレスにさらされています。その結果、どこにもつながれずに悩みを抱える当事者が増加しています。そんな中で、分離・保護に特化した従来のDV支援がむしろ、家族崩壊や親子引き離しを招く事例もまた、増加しています。

このような背景を受け、当協会では、被害・加害を問わず、当事者による当事者のための支援を全国に広げることを目指し、「DV・モラハラホットライン」を開設するに至りました。

DV・モラハラホットライン

ホットラインでは、DV・モラハラだけでなく、虐待などの家族間暴力、自傷行為、摂食障害、引きこもりなど、広く家族の問題で悩んでいる方のお気持ちに寄り添いつつ、お話を聞かせていただきます。さらに、お話頂いた内容を踏まえ、様々な社会資源や、ワンストップで複合的な支援が受けられるよう、必要に応じて適宜、当協会と支援ネットワークを築いている日本家族再生センター京都府京都市山科区)にて提供している支援を紹介することも可能です。相談者の性別、加害・被害、年齢などは、問いません。秘密は守られます。

メンズカウンセリング協会代表:川島 康史より

「これまでも様々な悩みを伺ってまいりましたが、その中には、私にとっても「他人事」と割り切れないお話しも少なくありませんでした。そのたびに、相談員である私自身も、相談された方と同様、この厄介な社会に生きている一個人であることを痛感させらます(これがメンズカウンセリングで言う「当事者性」ということでもあるのですが)。相談に来られる方々とは、ともに、この世の中を生きる者同士として、お互いに、色々な社会的なしがらみからいったん離れて、思う存分にお話しできればと思います。そうして、少しでも、気持が軽くなっていただければ、と願っています。」


メンズカウンセリング協会とは

当協会は、「メンズセラピー」に基づき、「メンズカウンセリング」を提供することで、DV・モラハラ、虐待の被害者だけでなく、加害者など、これまでの援助理論や技法では解決困難な問題を抱えた当事者をも、援助することが可能です。一人でも多くの方が、この「メンズカウンセリング」の援助論のノウハウを学び、この援助に携わってくださること、それにより困難を克服する人が少しでも増えることを願って、設立されました。

Webサイト:https://menscounseling.wixsite.com/homepage

メンズセラピーとは

これまでのセラピーの多くは、家族間暴力や生きづらさについて個人に問題を還元してきました。日本家族再生センター所長の味沢が提唱する「メンズセラピー」は、日本の現況を踏まえた上で、社会に溢れる権力構造とそれを起因とする社会病理を俯瞰し、あくまでも当事者の視点で援助実践することを特徴とします。すなわち、社会に関わり生活するすべての人は加害者でもあり被害者でもあるという両面性を持つ当事者であるとの前提に立った上で、自らのどのような体験にも意味があり、人生を肯定的に生きることができる、一人一人に寄り添う理論といえます。

メンズカウンセリング協会の発足に至る歴史と支援理念について

1990年代、「男悩みのホットライン」や「男の非暴力グループワーク」などのメンズリブ運動から発展し創設された男性支援機関の先駆けである「メンズサポートルーム(京都府京都市山科区)」を前身に、2003年、性別を対立構造として捉えず、男性だけでなく女性も対象とした支援・援助を提供する日本家族再生センターが設立され、支援の基となる「メンズセラピー」の理念と援助実践を普及啓発するために、メンズカウンセリング協会は2008年に設立されました。

カウンセリングワークショップシェルター、ビジテーションなどをワンストップで提供する先駆的な日本家族再生センターでの援助実践は、当事者の当事者による当事者のための援助であるだけでなく、社会でも個々の家庭でも失われつつある家族機能をセラピーに取り込むことで、生育の中で充足されなかった承認や愛に対する欠乏欲求を満たし、当事者のこころの再成長を可能にし、暴力の当事者の回復を確かなものにすることができます。この援助実践を基本にし、無料で利用できる電話相談として今回、「DVモラハラホットライン」を開設することとなりました。

DVは身体的な暴力に限らず、権力をはじめとする様々なパワーを用いて強者が弱者をコントロールすることであり、どの文化においてもその構造は広く根付いています。しかし、そうした暴力は単に法律で禁止さえすれば解決される訳ではありません。

メンズセラピー」によって回復した当事者は、人が人を支配しない、一人一人が尊重される、そんな価値観を持って社会に帰り、社会を非暴力化する、小さいけれど貴重な存在になり得ます。世界が分断と対立へと危険な歩みを始めた今世紀、いま必要とされるのは、パワーに依存しない価値観であり、人間関係であり、社会の家族機能の再生です。その回復の第一歩を間違いなく歩み始めるための最初の支援として、困難に陥った当事者が当ホットラインを利用してくださることを願いつつ…
日本家族再生センターにおけるワークショップ風景のスケッチ(作画:金光)

メンズカウンセリング協会代表 川島 康史

1963年生まれ。サラリーマンとして地味に勤務しつつ、カウンセリング、特に当事者性を重視するメンズカウンセリングの考え方に共感し地道に学んできた。これまで、手紙による悩み相談員(女性からの相談が多い)や、電話による悩みの相談員(男性からの相談対応)を務めてきた。

Webサイト:https://menscounseling.wixsite.com/homepage

◆日本家族再生センター所長 味沢道明

1990年代に日本で起こったメンズムーブメントの先駆者の一人であり、当事者視点での男性運動を続ける唯一の存在。家族再生センターを設立し、所長を務める。センターではこれまでに7000件以上のカウンセリングを行ってきた他、ビジテーションやシェルター支援を提供。また毎月、京都、大阪、東京で脱暴力のためのワークショップをこれまでに1500回以上開催している。

Webサイト(日):https://jafarec.com
Webサイト(英):https://jafarec.org

メンズカウンセリング協会概要

所在地:京都府京都市山科区御陵大津畑町38の3
代表者:川島 康史
設立年月:2008年10月
事業内容:家族問題に対する複合的支援である「メンズカウンセリング」の普及啓発と、そのための講座・研修会・男性会議などの開催

配信元企業:メンズカウンセリング協会

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