【元記事をコミックナタリーで読む】

「おうち時間をともにする愛するペットを、思う存分自慢してもらいたい!」をテーマに展開中の、コミックナタリーのコラム連載「私とペット」。第26回には「孤高の人」「イノサン」などで知られ、現在はグランドジャンプ集英社)で「#DRCL midnight children」を連載中の坂本眞一が、トイプードルのブラン、ドレと登場。猫派だったという坂本に、ブランとドレとの日々を語ってもらった。

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取材・構成 / 増田桃子

名前

ブラン・ドレ

種別

トイプードル

誕生日 / 年齢

ブラン(オス):2015年2月15日
ドレ(メス):2019年11月12日

初めて出会った日の思い出

ブランはペットショップからやってきました。我が家では猫を最大5匹飼っていたくらいの猫派だったのですが、みんな天国へ見送り、半年ほどペットのいない生活を送っていました。しかし寂しくてたまらず(主に僕が笑)とりあえず家族でペットショップに遊びに行くことに。ショップの店員さんが抱っこさせてくれた瞬間に一目惚れして即決したのは言うまでもありません。
ドレはお友達の家で生まれたトイプードルの女の子を我が家にお迎えしました。
産まれたときから元気な子で、我が家に来た日から物おじせずリビングを走り回っていました。

好きな食べ物

2匹ともパンとサツマイモと茹でたブロッコリー。毎朝、僕がパンを食べているときに2匹とも僕の膝に前足をかけて無言のプレッシャーをかけてきます。
やんちゃな妹分のドレはとても食いしん坊! 少し肥満気味の指摘をお医者さんから受けて、茹でたササミブロッコリーを食事に混ぜています。
しかしササミブロッコリーもドレの大好物。いつもあっという間に食べ終わって隣のブランのお皿を狙っています。

好きな遊び

ブランは普段からおっとりしているのですが、散歩がとても大好きで、散歩の支度が始まるとテンションが上がり、ダッシュで玄関で待っています。

ドレはおもちゃを投げてもらっては走って取ってくるという遊び。
ソファに座った者は、ドレにおもちゃを持ってこられたら、この無限ループにお付き合いしないと許してもらえません。

チャームポイント

2匹ともデザインカットでお願いしているバルーンカット(パンツカット)。
お尻がまんまるで、すれ違うたびに「まんまるー」「ふわふわー」と声をかけられます。
最近近所で同じバルーンカットが増えたのは我が家の影響?と親バカを発揮しています(笑)。

好きなところ

ブランは僕が横になると必ずお腹のところにぴったり寄り添って一緒に寝てくれます。

ドレはドワーフ体型で手足が短く、ブランと同じ距離を走るのにも、ちょこまかと素早く足を動かすところがとてもかわいいです。

定番の過ごし方

ドレはリビングのソファーの上、ブランは学校に行った後の末っ子のベッドの上がお気に入りです。
それぞれお気に入りの場所があるみたいですね。

ペットに対する思い

子供たちが中高生になり、親との距離が離れていく中、ペットたちが家族の共通の話題となってくれています。
毎日の散歩はどんなに忙しい原稿の最中でも欠かせません。焦る気持ちを落ち着かせるよい時間を犬たちからもらってます。

読者へのメッセージ

友人の家で産まれ、ペットショップを通していないドレには断尾と狼爪切除をしないことを子供たちと相談して決めました。生後3カ月でペットショップからやってきて、処置済みだったブランの幼犬時代について思いを馳せる機会となりました。人間なしでは生きられないペットのあり方を考えることは、私たち人間の生き方を考えることなのだと痛感させられました。

坂本眞一(サカモトシンイチ)

1972年生まれ、大阪府出身。1990年に「キース!!」で週刊少年ジャンプ集英社)の第70回「ホップ☆ステップ賞」に入選し、デビューを果たす。その後、新田次郎の小説を題材にした登山マンガ「孤高の人」で注目を集め、同作が第14回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門優秀賞に選出される。2013年に週刊ヤングジャンプ集英社)にて、フランス革命時代に生きた処刑人である一族サンソン家の運命を描く「イノサン」の連載を開始した。現在、グランドジャンプ集英社)で「#DRCL midnight children」を連載中。

坂本眞一とブラン・ドレ。