田窪恭治氏の大作絵画に迎えられる、ロビーラウンジ
田窪恭治氏の大作絵画に迎えられる、ロビーラウンジ

オーベルジュのためのコンセプトをベースにしたグループ展という、ユニークな試み


今年3月に、長野県御代田町に開業した「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」。浅間山の南麓にゆるやかに広がる広大な森の敷地では、縄文土器も出土しており、古より人々の営みがあったことがわかっています。そんなプリミティブな記憶を残す地は今も豊かな自然に恵まれ、清らかな水や空気に育まれた食材が旬ごとにいれかわっていきます。この土地の恵みをひらまつならではのクオリティーで再編集しながら、ここでしか味わえない美食体験を追及しています。


八ヶ岳連峰などを望む テラス
八ヶ岳連峰などを望む テラス

メインダイニング ディナーの一皿
メインダイニング ディナーの一皿

その空間演出に欠かせないアート作品のコーディネートも、御代田という土地の記憶を辿るところからはじまりました。オーベルジュのためのコンセプトベースにしたグループ展というユニークな試みをとおして、すでにご滞在いただいた方にはその旅の記憶を、まだ訪れていない方には、御代田に佇むオーベルジュへの空想の旅をお楽しみいただければ幸いです。また、この先、東京からふたたび御代田に舞台を移し、「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」にてアーティストを囲んでのアートイベントなども行っていきたいと考えています。


グループ展「動く過去」について


KOTARO NUKAGAは、このオーベルジュのラウンジレストラン、客室のために「記憶と出会う滞在」をテーマとして作品をコーディネート。御代田の歴史や土地の持つ記憶を丁寧に掘り起こしながらキュレーションを行い、オーベルジュの敷地から出土した縄文土器から現代美術まで幅広くご紹介しました。


森につながるヴィラには、植物をモチーフにした磯谷博史氏の作品
森につながるヴィラには、植物をモチーフにした磯谷博史氏の作品

レストラン内個室の壁に飾られた、マン・レイ
レストラン内個室の壁に飾られた、マン・レイ

この度、KOTARO NUKAGA(天王洲)で行う展覧会では、オーベルジュのためのコンセプトベースに、記憶を媒介とする過去と現在の関係性について考えます。展覧会に名を連ねる9名の表現方法は様々ですが、過去を捉え直し、見るものに解釈の余白を残すアーティストと言えるでしょう。
参加アーティスト(敬称略):
ウジェーヌ・アジェ、ダレン・アーモンド、石塚元太良、磯谷博史、田窪恭治、田幡浩一、三嶋りつ惠、米田知子、マン・レイ
「動く過去」と題した本展ではアーティストの作品に加え、縄文土器や土器片を展示します。土器や美術作品も、それを制作した者の記憶を留めるという意味においては変わらぬ性質を持つものです。データでの記録が当たり前になった現代の情報社会で、本展は土器や美術作品を通して物質に宿る記憶を紐解きます。過去と現在の往来を考察いただく機会となれば幸いです。是非ご高覧ください。


[開催概要]


グループ展「動く過去」
会期:2021年8月7日(土) ‒ 9月11日(土)
開廊時間:11:00-18:00(火-土)
※日月祝休廊
※国や自治体の要請等により、日程や内容が変更になる可能性があります。


[会場]


KOTARO NUKAGA(天王洲)
140-0002 東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 3F
アクセス東京臨海高速鉄道りんかい線天王洲アイル駅」から徒歩約8分
東京モノレール羽田空港線天王洲アイル駅」から徒歩約10分
京急本線新馬場駅」から徒歩約8分


[作品]


石塚元太良《Ondulatoir #001》2017/2021
石塚元太良《Ondulatoir #0012017/2021

ウジェーヌ・アジェ《Port dans la rue Eau de Robec, Rouen》1908 1977
ウジェーヌ・アジェ《Port dans la rue Eau de Robec, Rouen》1908 1977

磯谷博史《影が光を生む》2020
磯谷博史《影が光を生む》2020

《縄文土器》約4700年前
《縄文土器》約4700年前

■グループ展に関するお問合せ 


KOTARO NUKAGA 担当:奥山     
EMAIL: info@kotaronukaga.com URL: www.kotaronukaga.com
TENNOZ: TEL +81(0)3 6433 1247 / FAX +81(0)3 6433 1257


田窪恭治氏の大作絵画に迎えられる、ロビーラウンジ