中国のポータルサイト・新浪に9日、「日本の天皇は確かに素晴らしい男性だ」とする記事が掲載された。

 記事は「最も無情なのは帝王家、とよく言われるが、この王室の夫婦は婚約から結婚、出産に至るまで互いに尊敬しあってきた。その愛情物語は実に羨ましいものである」とし、天皇陛下と皇后陛下の仲睦まじさを紹介している。
 
 まず、「この日本の皇室の夫妻は、本当に不満を言うべきところがない」とし、天皇陛下皇太子の時期から現在に至るまで皇后陛下に対する愛情あふれる言動を絶やさず、その愛情は2人の日常的な細かい仕草からも見て取れると伝えた。
 
 そして、1993年に婚約を発表した際、緊張して終始うつむき加減で発言をする様子だった雅子さまに対し、天皇陛下が雅子さまの発言をまるで春風のようににこやかな表情で傾聴したと説明。陛下のプロポーズの言葉とされる「一生全力でお守りしますから」という約束を、この時点からすでに体現していたと紹介した。
 
 また、皇太子妃として嗣子の出産が期待されながらもなかなか子どもができなかった間、大きなプレッシャーに苛まれる雅子さまを陛下が全力で守り、批判や不満の矢面に立ったとしたほか、愛子さまが誕生した際の記者会見で涙を流した雅子さまに、陛下が手をスッと伸ばして雅子さまの背中を優しくポンポンと触り、労いの気持ちを示したと紹介。「雅子妃から常に離れることなく、当初と変わらない愛情を注ぐ徳仁天皇は本当に素晴らしい夫だ」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

日本の今の天皇は、羨ましいほど素晴らしい男性だ=中国メディア