最初から定められていた運命なのだろうか?それとも霊が介入した、とでもいうのだろうか?
Twitterユーザーのマット(@sixthformpoet)が、妻との奇妙な出会い話をシェアした。きっかけは、父親の墓参りに頻繁に通っていたマットが、すぐ隣の墓にじゃ、花も手向けられておらず、長い間、誰も訪れていないことに気づいたことだった。
好奇心にかられて、墓石をよく見てみると、それはクリスマスの日に亡くなった37歳の男性が眠る場所であることがわかった。更にその男性が殺人犯であることも...
その時のことをマットはTwitterでこうつぶやいた。
彼はわずか37歳でクリスマスの日に亡くなり、花も手向けてもらえない。隣にある父親の墓には花があふれているというのに。そう思ったら、なんだかたまらなくなって、ぼくは彼のために花を買い始めた。おかしなことに聞こえるかもしれないけれど、ぼくはなんとなく彼を友人のように思い始めていたんだ
隣の墓には殺人犯が眠っていた
マットは、自分がこんなに気になるのは、亡くなったその男性と、なにかこれまで知らなかったつながりのようなものがあるのかもしれないと思い始めた。
もしかしたら、学校の同窓だったのかもしれないし、同じサッカークラブでプレイしたことがあるのかもしれない。そこで、グーグルで彼の名前を検索してみた。するとすぐにその名前は見つかった。
予想もしなかったことだが、実は亡くなった男性は殺人犯だったのだ。
男性はクリスマスの日に、自分の妻と義理の両親を殺し、バルカム・トンネルを通過する列車に飛び込んだのだ。
だから、彼に花を手向ける人は誰もいなかったんだ。ぼく以外は誰も。ぼくはそれから2年半の間、数週間ごとに花を手向けた
被害者の墓を探し出し、男性に代わって祈りを捧げる
今、マットは男性に殺された犠牲者たちに罪の意識を感じ、まるで自分が彼らに謝罪しなくてはならないような気持ちになっていた。
そして、犠牲者たちが埋葬されている場所を探し当て、男性に代わって祈りをささげることで、悲惨な事件を乗り越えて、物事を正そうとした。
マットの前に現れた未来の妻
マットが犠牲者の墓前で男性に代わって謝罪しているときに、突然、背後からひとりの女性が現われ「あなたは誰なの?なぜ、自分の叔母と祖父母の墓前に話しかけているの?」と訊ねてきた。
逃げ出すわけにもいかず、マットは自分が置かれている状況を説明するしかなかった。女性は、妙な話だと言いつつも、あなたはとても心やさしい人だと認めた。そのとき、どういうわけかマットは思わず彼女を飲みに誘っていた。そのせいか、その場の雰囲気がいくぶん変わった。
信じられないことに、女性はその誘いにイエスと答えた。それから2年後、マットが結婚を申し込むと、再び彼女はイエスと言った。
墓場で偶然出会った男女は恋に落ち、結婚したのだ。
マットのこの信じられないような話は、2019年に投稿されると、たちまち拡散され、60万近いいいね!がつき、30万回リツイートされた。
ONE
My dad died. Classic start to a funny story. He was buried in a small village in Sussex. I was really close to my dad so I visited his grave a lot. I still do. [DON’T WORRY, IT GETS FUNNIER.]
— sixthformpoet (@sixthformpoet) June 9, 2019
マットの父親の霊がこの女性と引き合わせたのか?それとも隣の殺人犯なのか?はたまた運命づけられていたことなのだろうか?
written by konohazuku / edited by parumo
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