とんねるず石橋貴明が女優・鈴木保奈美と離婚して1カ月がたった。離婚は、石橋のYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」で、わずか51秒の文字とスライドショーで発表。2ショット写真で締めくくる映像で、のちに削除された。記者会見やリリース、本人たちの言葉は一切なし。そのストーリーを描いたひとりに、石橋の頼れるブレーンであるマッコイ斎藤氏がいる。

 同氏は、18年に前身番組から数えておよそ30年の歴史にピリオドを打った「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)のスタッフに名を連ねたテレビプロデューサー。“みなおか”が終了したあと、石橋にYouTubeチャンネルを開設させた演出家でもある。同氏こそが、地上波レギュラー0本となった石橋の手綱を握っている。

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 「斎藤さん、“みなおか”プロデューサーの安西義裕さん(制作会社ガッツエンターテイメント代表)、お笑い事務所・グレープカンパニーの社長である中村歩さんが、私生活の貴さんを知る人。離婚を発表した当日の朝に生放送された木梨憲武さんのラジオ『土曜朝6時 木梨の会。』(TBSラジオ)では、相方が事前に聞かされていなかったことを明かしていますが、先の3人は何かしらを知っていた可能性が高い」(芸能ジャーナリスト)

 偶然にも、この日のラジオにゲスト出演していたのはグレープカンパニー所属の“好感度ナンバーワン芸人”サンドウィッチマン。木梨、サンドより石橋に食い込んでいるのは中村社長で、私生活で誕生日パーティーを開くほどの間柄だ。このパイプを生かしてゆくゆくは、露出減、離婚と逆風続きの石橋をグレープ所属タレントが救うかもしれない。

 「中村さんがグレープカンパニーを立ち上げたのは11年ほど前。サンドが前の事務所からマネージャーとタレントを引き連れて退所し、中村さんに『社長になってください』と直談判したことに端を発します。10代から業界にいる中村さんは、とにかく顔が広い。かつては週7ペースで飲んでいたとか」(先の芸能ジャーナリスト)

 18歳で起業し、4つの会社を経営。とんねるずやダウンタウンほかトップクラスの芸人、俳優、横綱と交流がある。レオナルド・ディカプリオジェームズ・キャメロン監督が来日した際には、8人ほどで接待した謎の経験の持ち主だ。

 グレープカンパニーとのパイプがあれば、石橋の芸能生活は安泰。たとえジリ貧になっても、好感度芸人を抱える中村社長一派は見離すまい。

(伊藤由華)

石橋貴明