ラージョ・バジェカーノのフランス人GKリュカジダンにとっては苦い開幕戦となってしまった。

15日、ラ・リーガ開幕節のセビージャvsラージョ・バジェカーノがサンチェス・ピスファンで行われた。

昨季は昇格プレーオフを制し、1部昇格を果たしたラージョ・バジェカーノ。3シーズンぶり8度目のラ・リーガに意気揚々臨むアウェイチームの守護神を務めたのは、元フランス代表で昨季までレアル・マドリーで指揮を執っていたジネディーヌ・ジダンの息子、リュカジダンだ。

だが、気持ちが裏目に出てしまったのか、早い時間帯にチームを窮地へと追いやってしまう。

0-0で迎えた16分、セビージャは最終ラインでのボール回しから、DFジエゴ・カルロスがロングフィード。反応したMFウサマ・イドリシが飛び出してきたリュカジダンをワンタッチでかわすと、リュカジダンは思わずイドリシをつかんで止めしまう。当然、リュカジダンにはレッドカードが提示され、開始早々に数的不利の状況を招いてしまった。

このプレーに対しては「赤が妥当だ」「リュカ、そりゃないわ」などのコメントが。ただ、コンタクトの程度から「黄色でいい」という声も中にはある。

Jリーグ副理事長の原博実ならばジャッジリプレイで、引っ張られてもプレーを止めずに粘って決めた方がいい、と述べそうなシーンではあった。

ともあれ、ラージョ・バジェカーノはこれで与えたPKを決められると、後半にも2点を奪われて0-3でゲームを落とした。開幕戦では気合いが空回りしてしまったリュカジダン。今後、挽回の機会は与えられるだろか。



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