チェルシーイタリア代表DFエメルソン・パルミエリ(27)が、ナポリからの関心を喜んでいるようだ。『フットボールイタリア』が伝えている。

2018年1月にローマからチェルシーへ移籍したエメルソン。昨季はイタリア代表としてユーロ2020に帯同したものの、クラブでの公式戦出場はわずか15試合。その中でもプレミアリーグへの出場は2試合に留まっていた。

そのエメルソンに予てより興味を示しているのがナポリだ。同ポジションでは、DFマリオ・ルイのガラタサライ移籍が迫っていることに加え、3月に左ヒザ前十字靭帯断裂の大ケガを負ったDFファウジ・グラムの復帰の目処が立っていない。

『ESPNブラジル』の取材を受けたエメルソンは、ナポリから興味が寄せられていることを素直に喜び、移籍の可能性を示唆した。

ナポリからの関心があるとわかってとても嬉しいよ。イタリアに限らず素晴らしいクラブだからね。昨シーズン、チェルシーでのプレー時間が少なかったことを考えるとなおさら嬉しいね。僕はプレーしたいし、ピッチにいたい。カードを正しく使うためなら何でもするよ」

チェルシーは素晴らしいクラブで、僕はすでにここでプレーできることを証明したんだ。今までのように、またチームにとって重要な存在になりたいんだ。僕はポジションにこだわらず、常に監督の思うようにしてきたけど、昨シーズンはスペースがなくて選ばれなかったんだ」

また、現在ナポリではローマ在籍時の監督でもあるルチアーノ・スパレッティ氏が監督を務めているが、このこともナポリからの注目に満足感を示す要素となっていると明かした。

「僕は将来のために最良の選択をしたい。まだ20日ほどあるから、すべての可能性について考え、僕が本当に必要とされていると感じられる適切な場所を選ぶよ。僕は自分のことは自分で決めたいんだ。自分の人生について話しているのだから、自分の気持ちや幸せになることを考えて選びたいね」

ローマのスパレッティ監督は、僕にチャンスを与えてくれた監督だったんだ。僕が22歳か23歳の時に『最初の10試合に出ろ』と言われ、『その後も10試合に出ろ』って言われたんだ。ローマのような重要な場所で若い選手に忍耐強く接することは簡単なことではないよ。その後、僕は成長したんだ。彼は賢明な監督であり、友人だ。時々話すこともあるし、8月の初めには僕の誕生日を祝ってくれたんだよ」

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