寺田倉庫株式会社が運営する現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT MUSEUM」が、2021年8月23日(月)18:00より建築家・香山壽夫と劇作家・長塚圭史による特別対談『ひらかれた劇場』を、YouTubeにてライブ配信する。

建築家や建築事務所が制作した貴重な建築模型を模型保管庫にて保管・展示し、建築文化を育む活動を続けている WHAT MUSEUM 建築倉庫プロジェクト。 今回の対談は、模型保管庫に建築模型を保管している建築家を迎え、建築家が設計した建築と接点を持つ異分野の方と対談するライブ配信イベント第一弾だ。

登場するのは、 「彩の国さいたま芸術劇場」や「KAAT神奈川芸術劇場」を設計した建築家・香山壽夫と、劇作家で演出家・俳優としても活躍する長塚圭史。長塚は、 香山が設計したKAAT神奈川芸術劇場の新芸術監督として2021年4月に就任し、「劇場をひらいていく」というビジョンのもと、季節や街に呼応する劇場づくりを目指している。地域に根ざした劇場建築の設計に携わり、人々が集う公共空間の在り方を建築として体現してきた香山と、その建築を舞台にして、 市民にとって身近な「ひらかれた劇場」を目指し活動をはじめた長塚。建築家と芸術監督というそれぞれの視点から、 劇場と地域のつながり、人々が豊かに生きるための場などをテーマに語り合う。

香山壽夫

香山壽夫


長塚圭史(撮影:細野晋司)

長塚圭史(撮影:細野晋司)