8月27日公開の映画『スペース・プレイヤーズ』より、ワンダーウーマンと“ルーニーテューンズ”のローラバニーが共演する本編シーンが解禁。幼少期のダイアナワンダーウーマン)が偉大なアマゾン戦士になるべく挑んだ“アマゾンオリンピック”をほうふつとさせる競技に、ローラバニーが挑む姿が描かれている。

【動画】ローラ・バニー、“アマゾン・オリンピック”に挑戦 『スペース・プレイヤーズ』本編映像(ワンダーウーマン編)

 本作には、バスケットボールのスーパースター、レブロン・ジェームズが、自身初の本人役で主演。ゲーム開発の夢を持つ息子ドンと共に映画会社ワーナー・ブラザースのAIスーパーサーバーの世界《無限バーチャル・ワールド》に迷い込み、映画界・エンターテインメント界を彩る作品のキャラクターと共演する。

 昨年公開されたDC映画『ワンダーウーマン1984』の冒頭では、幼少期のダイアナが母親のヒッポリタ、叔母でアマゾン戦士の将軍アンティオペ、そしてセミッシラの島民に自分の実力を見せつけるべく、身体能力を競う過酷な大会“アマゾンオリンピック”で熟練戦士の優勝候補と互角に戦うシーンが描かれている。ダイアナはそこで真の勝利とは何かを考えさせられ、その答えが映画の結末へとつながる重要なシーンとなっているが、今回解禁となった本編シーンでは、ルーニーテューンズの一員で美しさと賢さを兼ね備えた女の子ローラバニーが、ワンダーウーマンに自分の優れた身体能力を認めてもらうべく“アマゾンオリンピック”に挑む。

 映像で描かれるアニメーションは、通常の見慣れた2Dとも、リアリティーのある3Dとも違うアメコミの世界の中へいざなうような新しいテイストで描かれ、本作が描く壮大な《無限バーチャル・ワールド》の一端を感じられる映像となっている。

 本作でローラバニーの声優を務めたのは、『グレイテストショーマン』や『スパイダーマン』シリーズのヒロイン役で一躍有名となったゼンデイヤ。今年公開の『DUNE/デューン 砂の惑星』と『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』への出演も決まっているが、今回は声優として参加し、「俳優とは違い、視覚的な表現がなく顔や体を使わず演じなければいけないから難しかったわ」と声優業の大変さを実感したそう。

 ゼンデイヤは「このご時世だったから監督や他の俳優たちと一緒に撮影ができずに家のクローゼットの中で撮影したのよ。部屋着で撮影できるのはすごく良かったけど、集中力を保つことが難しかったの」と撮影の裏話を明かす。

 ローラバニー役はオファーが来た時に即決で引き受けたそうで、「ライアン・クーグラー(プロデューサー)からローラ役になって欲しいと言われた時、興奮してすぐにやりますと答えたわ」と語った。彼女にとってローラバニーは幼い頃から親しまれていたキャラクターで憧れの存在だったのだ。

 そんな大役を任されたゼンデイヤは「彼女はとても愛されてきたキャラクターで、非常に多くの人々が彼女と一緒に成長してきたから演じるのはプレッシャーだったの。でも、私の声でローラを生き生きとさせることができると監督たちが思ってくれて、本当に光栄だわ」と明かす。

 吹き替え版では、ワンダーウーマンの声優でおなじみの甲斐田裕子が今回のアニメ版ワンダーウーマンの声を担当することが決まっているほか、ローラバニー役は『スペース・ジャム』(1996)に引き続き深水由美ローラバニーのボーイフレンドとも言われているバッグス・バニー役には山口勝平、主演のレブロン・ジェームズ役には楠大典など、レジェンド声優が集結している。

 映画 『スペース・プレイヤーズ』は8月27日より全国公開。

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